おけいはんの反撃
いま、実は京都や大阪で、京阪電鉄という電鉄グループが元気である。
京都駅前にある、京都タワーとその下のタワーホテル・タワーデパートを今年、大リニューアルして、多くの人を集めているのやね。
京都や大阪は、ただでさえ、外国人観光客の数が増え、インバウンドの恩恵を大きく受けていて、ホテル建設ラッシュが異常なペースで進んでいる。
そのなかでも、特に京阪グループが、ホテルの改築、リューアルに強気で、いずれも集客アップに成功している。
昔のタワーデパートと言えば、入った途端に京土産がずらっと並ぶだけの、修学旅行の学生さん御用達という、名ばかりのデパートやった。
とんでもなく、レトロで、とても垢抜けない、ノスタルジックなスペースだったのが、今は見違えるように、ええ感じの、大人の雰囲気になっている。
地下一階には、京都で今、旬の食べ物屋さんを、ズラっと並べた、こじゃれたバル感覚の、飲める店が並ぶ。
一軒で、食べるものに飽きたら、いくらでも違うお店が、お隣にあるから、一所で呑んでいても、はしご感覚が、出来てしまうのやね。。
この京都タワービルの総称も、「京都サンド」に改称。ビルをサンドイッチに見立てて、多くのお客さんを集めることに成功している。
その大改革をやってのけた京阪グループの観光部門の社長さんが、今度は、琵琶湖汽船や、比叡山頂遊園などのリニューアルに乗り出すのやそうな。。。
古びたビアンカ。。。寂れた遊園地を、どんなふうに、元気にしてくれるのか。。。愉しみやわ。。夏のお化け屋敷とか人工スキー場の廃墟しか印象ないけどね。。。
京阪と言えば、関西の大手私鉄の中でも、一番弱小と言われてきた。思い切った事はなかなか、しないし、大人しいし、あまり目立つこともしない。。。二階建て電車と、テレビの付いた電車ぐらいかな。。話題になったのは。。。
もともと、今の阪急の路線が京阪電車の路線やったのを、阪急の小林さんに、乗っ取られて、今の不利な線路が京阪本線になった。。。
お年寄りが、今でも、阪急電鉄のことを、「新京阪」なんて呼ぶのも、そんなことが理由や。。。
阪急は、宝塚で少女歌劇をやったり、千里ニュータウン開発したり、阪急百貨店でターミナルデパートで、大成功したり、阪神まで手に入れて、どこまでも派手やったからね。。。
その点、京阪は、極めて地味やったけど、この頃、ちょっと雰囲気が変わってきている。大阪の夢洲にIRの誘致が成功すると、京阪電鉄は、京阪中之島線を地下鉄中央線の九条駅につなげるというのやね。。
万博がらみのこともあるけど、もしそれが実現したら京都から夢洲への直通電車が通ることにもなる。。IR・万博と京都の祇園がつながるのは、外国人にとっても大きい影響がある。。夢が広がるね。。。
地味そのものやった「おけいはん」が、再び関西の復活の中心を担うことになるかもしれない。。元気になるのは、ええこっちゃで。。。