揺れる相撲道 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

揺れる相撲道

 日本人は、「道」っていう言葉が、実は、大好物である。この道、一筋何十年とかいうものに、権威を感じるし、それを尊敬することで、何か精神的な特別な「頂き」を見いだしたいのやろうね。。。

 

 お花であれば、華道。お茶であれば茶道。野球でも野球道。柔らの道なら柔道。相撲にも、相撲道なんていうのがある。

 

 一歩引いて見れば、たかがスポーツに精神修養の極地のようなものが、有ると信じるのが如何なものかと、訝かる声もある。でも、常人では決してたどり着けない高みにまで、上り詰めた者だけが見える世界に、人々は感動を覚える・・という、現実もあるやろう。。。

 

 その相撲道が、いま、随分、ドタバタしている。横綱白鵬が、立ち会いにイチャモンをつけたり、場違いな万歳三唱をして、怒られたり、横綱らしからぬ行動をして、非難されたりしたからね。。日馬富士の暴行事件で、実は当事者だったことが判ったり。。。いろいろ、お騒がせになっている。。

 

 今の状況は、貴乃花親方VS日本相撲協会であったり、喧嘩相手が変わって、白鵬を頂点としたモンゴル会であったり。。。ややこしい。。

 

 本来敵同士であるべき他の部屋の力士同士が、酒席を同じくするのは、八百長の元になると毛嫌いする貴乃花一門と、日本相撲協会の中で、大きな勢力を占めるようになってきたモンゴル出身の力士たち。この勢力争いの場なのかね。。

 

 北の湖理事長の時には、大きな力があった協会の理事長職も、反発する勢力を抑えきれなくなったという、お家騒動の部分もあるのかな。

 

 まぁ、傍観者である我々からしたら、猿山のボス争いぐらいの興味しかないけどね。。。国技国技って言っても、残念ながら、「見せ物」である以上、プロレスやボクシングと、そんなに違わないのではないかという、醒めた見方も出来るからね。。。

 

 ただ、もし、スポーツに「道」というものを信じるのなら、やはり、多くの人たちからの共感や、尊敬が必要になってくる。。いまの相撲の世界にそれが、果たして、残っているのかどうか。。。相撲ぐらいは、我々の気持ちの純粋さを体現できるものであってほしい。。お相撲のファンの気持ちは、そこやないのかな。。。