目的は体制維持
アメリカのトランプ大統領と、北朝鮮の金正恩は、ちょっと、似たところのある、性格なのかも知れないね。お二人とも、相手を汚く、罵り合っていたかと思ったら、これ以上はまずいと北鮮側が、本能的に察したのか、「もう少し米国の行動を見守る」と、一転して、グアム攻撃への矛先を納めた。米側も、賢明な判断をしたとこれを讃えた。
北の若き将軍さまが、珍しく、引いた形になったこと。。。ちょっと、意外な感じがしたね・・。恐らくやけど、北朝鮮も、米国も、どちらも、戦争にまでなることは望んでなかった。ギリギリまで、相手のことを罵り続けて、何とか譲歩や、自分たちにとって、優位な着地点を、模索し続けていたってことやろう。。。
恐らく、水面下で、ずっと、米朝協議は続いていて、今度の北朝鮮・譲歩の裏には、何か裏約束があるのかも知れんね。。。
そもそも、北朝鮮が米国と対等に向き合って、しのぎを削りたい理由は何か。。。北のミサイルがあの広い米国本土にいくら、ミサイル攻撃を掛けても、手に負えないことは、見えているやんか。
ではなぜ、それほど米国相手に挑発を続けるか。。。それは、北朝鮮の国内を引き締めるためにやっとる・・・と、言って良い。。。北朝鮮国内には、形だけは金正恩に服従しているけど、あわよくば、金王朝を倒して自分が、頭になりたいと考える人がいるはずや。。。
もともと、金さん一族だって、ただの馬賊の成り上がりものやしね。力を着けた馬賊の頭領が、いつまでも自分たちにとって都合の良い独裁体制を続けたいから、悉く、刃向かう者たちを処刑し、粛正して、恐怖政治を続けて来た。。そして、誰も刃向かう者がいなくなった。。。これが金一族が親子孫三代まで、同族で続いた経緯や。。
そういう意味では、中華人民共和国も、中国共産党という、一党独裁で、体制を維持しつづけるために、わざと外に敵を作るという、パフォーマンスを続ける宿命にある。。。つまり、常に敵に強い態度を見せつけていなくてはならない、民主主義が未開な国での、悲哀でもあるのやね。。。
格好を付けてないと、いられない。。何か、ちょっと哀れやね。。民主主義が進んだ国では、国は、自国民のことを信じている。自国民の選んだ選択肢が唯一の正義であり、それ以外のルールの決め方は、一部の者だけに有利になってしまう、間違ったやり方になる・・・。だから、国民の選択のみが、その国の運命を決めることになる。。。
一部の権力者や、声の大きい者、資産がたくさんある者、人気のある宗教者この人達などだけが、好き勝手に国を動かすことが出来る・・・。このことの恐ろしさは、今まで何度となく、間違えてきたミス・・・という経験則の後に、今がある。。。
この意味で、中国や北朝鮮は、まだ21世紀の成熟した民主主義に到達出来て無い国ってことになる。だから、危ないことも平気でするし、自国の都合だけ考えて、他国の国民の感情がどうかなんて、何も考えられてない。。。そんな血気盛んな時代の国であるってことなんやね。。。
若い血が滾る国は、時として、間違いを犯すもの。若気の至り・・が出てしまって、多くの近隣国に迷惑を掛ける。。これは、昔の日本でも同じことがおきた。。。いま、その流れが北朝鮮や中国に来ているだけなのかもね。。。
子どもで言えば、この「反抗期」のようなものを、如何に安全に、後腐れなく、やり過ごすことが出来るかどうか。。ここが、一番難しいのやね。。。