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もう祝日を増やすな

 皆さんは、国民の祝日が、昔は何日だったか、ご存じだろうか。祝日法という、国民の祝日を決めた法律が制定された昭和23年(1948年)当時、祝日はたったの9日だけやった。

 

 

 元日、成人の日、春分の日、天皇誕生日、憲法記念日、こどもの日、秋分の日、文化の日、勤労感謝の日。この9日間だけや。。。

 

 ところが、今年(2017年)になったら、これに、建国記念日、昭和の日、みどりの日、海の日、山の日、敬老の日、体育の日、の7つ増えて、合計16日が祝日になった。。。増え過ぎやないのか。。。おまけに、今度の2020年の東京五輪には、開会式の日をまた、休日にするのやという。。。おいおい、またかいな。。。

 

 それに、これとは別に、年末年始休暇、お盆休暇が加わる。それに大きいのが、週休二日制の導入で、一気に、土曜も日曜も、休みの人が増えた。。。これが年間100日を超える。

 

 つまり、土曜の休日とか、まとまった休暇、それに祝日、日曜を全部たすと、年間130日を超える日が、お休みの人が増えた。。このことが何を指すか。。。

 

 年間の1/3以上もお休み。。2日働いて1日以上休んでいるってことやわな。。。人しか資源のない日本で、こんな日本人が怠け者になってどうするねん。。って、思わんのかな。。。

 

 ただね。休日が増えて喜ぶ人たちと、そうでもない人たちの格差ってあるのやね。。。子供たちなんかは、休みが増えれば、大喜び。。。でもね。親は休みでないから、子どもの休みが増えて困っている親も多い。

 

 お休みが増えても給料が減らない人たちは、休みが増えることを単純に、喜ぶ。公務員さんたちや、大企業のサラリーマンの人たちは、休みが増えると、うれしい人たちやろうね。。。

 

 反対に、個人企業とか、自営業、専業主婦、現場作業員、運転手や、販売のお仕事、サービス業の人たちに、パート従業員、手に職の必要な職人さんのような人たちっていうのは、お休みの増加は、そのまま、自分たちの収入減に、直結してしまうのやね。

 

 この人達は、日曜の出勤の人も多いし、特に土曜日に差が出る。土曜日休みの人が増えて、世間の大勢が、どんどん週休二日制になっていくけど、土曜が休めないことが多い人たち・・・なんやね。この人達の比率が、まだまだ、結構多いのやね。。

 

 ところが、公務員や、サラリーマンの人たちにとってだけ、都合の良いように、どんどん法律が変えられて行ってしまう。。。人数が多いからね。。。このことに、逆らえずに、面白くないのが、この人達なんやね。。。

 

 これって、年寄りが増えて、年寄りにとって有利な方ばかりに法律が改正されていく現象に似ているのやね。。。何か、票の大きさの奴隷に、政府の政策がなっちゃう。。。これが民主主義やと言われれば、そうなんやけど、何か割り切れない部分がある。。。

 

 ただ、最近は、ちょっと、世の中の休みすぎ問題に逆行する流れもあるのやね。。。例えば、もともと私学の高校なんかは、土曜日がお休みやない。親方日の丸の公務員の先生方たちと違って、私学は土曜日もしっかり勉強させられるから、生徒達の進学率が当然良くなる。。。

 

 公立の先生方や生徒達が、お休みとしてる間に、ここぞとばかりに、生徒の勉強時間を稼げるから当然、3年間もあれば、授業時間に大きい差が出てくる。。。そして、私学の学力が伸び、公立の学力が、結果として落ちる。。そして、生徒集めに私立が勝ち、公立が苦労する。。。そんな傾向が顕著になるのやね。。。

 

 販売の仕事も、大きな差が出る。人さまが、お金を使ってくれる機会が増えて、売上が上がる。売上が上がれば、給料が増える。。。それはそれでええのやけど、もともと水曜とか木曜とかに、定休日があった百貨店などでは、ほとんどが、年中無休になっちゃった。。。

 

 休店日が増えると、売上がドーンと減っちゃうからなんやね。。。だから、交代で百貨店やスーパーの店員さんたちは休むことになる。。。

 

 ただ、そのことが、家族の間ででのお休みが揃わない。親が仕事で、子どもが学校から帰っても家に親が居ないという、鍵っ子状態が増えて来てしまったのやね。。。

 

  子ども間の、格差も大きくなる。土日にお休みの家庭の子供たちは、良いのだけど、そうでない家庭は、子どもが少年野球とか、サッカーのスポーツクラブに入りにくい。親がお世話役になれないからね。。。

 

 親が土日に居る家だけが前提で、何でもスケジュールが決まるから、火曜水曜なんかに、親がお休みの家の子は、なかなか、友達がいなくて、寂しい思いをする。。。そんな現状もあるのやね。。。

 

 以前、私は、地元の夏祭りの日程で、今まで日曜日の夜に催しが行われていたのを、土曜日の夕方から始めるというので、反対したことがあった。。。

 

 みんながみんな、土曜日がお休みではない。日曜の夜なら来られる人たちでも、土曜の夕方なんて、まだまだ、お仕事している人も多い。。。だから、反対したんやね。。。

 

 恐らく、土日お休みの人たちは、もう週休二日制が慣れっこになってしまっていて、土曜日お休みが当たり前・・が、身についてる。。まぁ、結局、押し切られちゃったけど、私だって、6時までギフトのお店をやっている。どう頑張っても7時前しか夏祭りに行けない。となれば、休むなり、他の人に出て貰うしかない。。。

 

 地元で飲食業とかやっている人とかは、後片付けを急げば、夏祭りを少しは、覗けた。でも、土曜の夕方となったら、まだ稼ぎ時や。。。人が出来るだけ来て欲しいイベントごとで、来れない人が増えるのを判っていて、開催時間を前倒しするって、私にはとても、筋違いなことに映ったのやね。。。まぁ、そんなことで、突っ張っていても、しゃあないけど。。。

 

 今の世の中、休みが増えたり、楽して稼ごうと思う人が増えたり、人としての値打ちがとんどん下がっていくようなことばかりになってないか。。。条件を良くして、皆が喜ぶようにすることは、簡単だし、皆が喜ぶ。でもね。逆に、今より厳しくしたり、頑張らないといけないようにするには、鈍りきってしまった身体は、いざという時に、用をなさなくなるものや。。。

 

 なら、我々が今できることは、「楽なこと」を増やすことやなくて、「辛いこと」を我慢してレベルを下げないことのような気がしてならないのやね。。。もう楽を覚えてしまったら、人間、元には戻れない。。なら、せめて、楽になりすぎず、頑張る力を維持すること。。。これが大事なのやないのかな。。。