誰が日本をダメにした? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

誰が日本をダメにした?

 いまの日本人の働き方は、米国人の6割。欧州の8割の生産性しかない・・・というデータが新聞に出ていた。日本人の労働効率が、欧米に比べてこれだけ低いと、言うのやね。。。

 

 何のデータを以て、そんなことを言われるのかは分からないけど、我々は、いま、ちょっと胸に手を当てて、考えなきゃいけない時代に生きているのかもね。。。

 

 仕事をさぼって、働かないサラリーマンを、「サボリーマン」。仕事が出来ないのに、なかなかクビに出来ない人を「ダメリーマン」なんて呼ぶのやそうや。

 

 

 今の日本って、ちょっと労働組合の力が、強くなりすぎて、企業にとって使えない人までもなかなか、クビにできない・・・という、おかしな事とが、まかり通っている。正社員さんの地位が多分、必要以上に、「過保護」になり過ぎているのやね。。。

 

 昨今、人手不足な時代だから、社員に辞められては困る企業が増えているのだろうけど、だからといって、使い物にならない人まで、解雇出来ない状況っていうのは、不健全な企業体質やて、言わないといけないわな。。。

 

 私ね。日本は結局、終身雇用型の雇用体系から、なかなか体質を変えられなかった社会・・では、なかったかと思うのやね。。。

 

 欧米の真似をした、成功報酬型の給与体系は、なかなか日本には根付かない。。。頑張ったら、頑張った分だけ、収入が増える仕組みより、あまり頑張らなくても、安定して一定の収入が得られ続けることを「佳し」とする国民性が関係している。

 

 日本人は、狩猟型の国民性か、農耕型の国民性かと問われれば、やっぱり、農耕型が、性に合っていると、言うしかないのやね。。。なのに、肉食狩猟型のバイキングの末裔たちの欧米人の働き方に無理矢理、合わせようとしていたところに、やっぱり、無理があったと思うのやね。。。

 

 日本人には、地に足をつれて、こつこつ自分の仕事を積み上げるスタイルのお仕事スタイルを好む人が多い。。。。農耕型あるいは、職人さん型が、向いているのやね。。なのに、欧米型の賃金体系や雇用体系に無理して合わせてきた。。。ここに日本の良さが失われてしまった大きな原因はなかったやろうか。。。

 

 政府が推し進める「働き方改革」は、まだまだ、欧米型の雇用体系に何とか日本人を合わさせようとしている。。。ほおっておいてくれと、言わないといけない部分が多分にありそうな気がするのやね。。。

 

 日本人の働き甲斐は、仕事の成果に対する満足度に比例する。。。上から指示されて、その通りに動く大多数の人たちが、労働を時間という物差しで区切って、命とも言える自分の時間を会社に切り売り・・・をする感覚。。。これはちがうわな。。。

 

 ところが、公務員さんたちや、大企業の社員さんたちの、働き方が、労働の提供側と、その果実を利用する側にくっきり分かれてしまう欧米型の働き方の真似ばかりしている。。。

 

 そんなことをしているから、米国人のたった6割しか日本人は生産性がないなんて言われてしまうのやないのかな。。。元々同じ土俵で相撲を取ってなかったのに。。。

 

 日本人は働き過ぎだ。エコノミックアニマルだと、日本経済が絶好調なときには、世界から揶揄されてた。それは、日本人の働き方が、他の国の働き方と異なっていたことへの恐怖やったと思うのやね。。。

 

 企業は家庭と同じ。社員は家族と同じ。。。働かされているのではなく、自分の生きがいのために、時間なんか忘れて、モーレツに働いた日本人。。。だから日本は、一度は、経済の力で世界のテッペンを取れた。。。戦争は負けたけど、世界一ええ国に一時は、なれたと思うのやね。。。

 

 ところが、日本人がバブルで浮かれて、満足して、油断して、もう十分と思い出して、あまり働かなくても、そこそこお金が貰えてしまうことに、慣れてしまった。。。そのときから、日本経済の長期低迷が続いている。日本人を骨抜きにしてしまった、ゆとり教育と、休日をどんどん増やしたり、週休完全二日制の導入。。。私は、大失策やと思っているのやね。。。今でも。。。

 

 結果、どうや。日本は弱者のふりをする人。差別だ、人権だと叫ぶ人。働きもしないのに、金だけよこせという人。。。こんな人たちが、どんどん、大きい顔をする社会になってしまっているやないの。。今まで日陰者で、社会の表には出てこなかった人がどんどん出てくる。。。人心は卑しくなり、正直に真面目にこつこつ働く人が、馬鹿を見る社会に、なってしもてないか。。

 

 日本人が自分で自分の首を締め続けている・・・。こんなこと。いつまで、続けるんや。。。ええかげん、日本人にも、リセットが必要になって来ているのかも知れないね。。。