いつまでこんなこと続けるのか
「先に豊かになる者から、豊かになればいい」一国二制度を始めた中国の鄧小平氏は、中国の共産党一党独裁体制とは相容れない、自由経済体制を認め、この政策を推し進めた。
大いに矛盾する、この一国二制度のもと、中国は、華々しい発展を遂げた。。。ただ、自由経済主義が発展すると、当然、裕福な人たちがどんどん出てくる。今や、中国の国民の10人に一人は、富裕層だというのだから、もうとっくに、日本の人口を超える1億三千万人ほどの、大金持ちがこの国には居ることになる。。。
その人達は、当然、自分の資産を守ろうとするだろうし、個人に土地の私有を、全く認めてない中国では、お金があっても、その土地を国から、借りておける権利という概念で、土地の私有を玉虫色にしているのやね。。つまり、いつ何時、国がその土地を明け渡せと言うか分からない。。。
国に言われれば、市民は、刃向かえない。。。だから、中国でお金持ちになった人たちは、自国以外の国で、自分の資産を持って、運用したがる。。当然やわな。。日本に来て、中国人が土地を買ったり、高級マンションに投資したりしているのは、自己資産の保全目的というしかない。。。
ただ、習近平氏による、中国の一党独裁体制は、物事を曖昧に誤魔化すことによって、延命を続けていると言って良いのやね。。中国では、相変わらず地方役人の汚職が酷く、その人たちは、自分の子どもを外国に留学させて、その後に、自分たちを呼び寄せて貰うことで、まんまと、中国で稼いだ賄賂を海外に持ち出して、知らんぷりしている。。。
中国の当局も、このことを知っていて、それを見逃しているフシがあるのやね。。。何より、そんなことがばれるのが怖い。。。もしばれたらまた暴動騒ぎが頻発する。。その民意が、中央政府まで、政権打倒に及ぶことを、最も恐れていると言って良い。。。
中国は本音のところで、一番大事なのは、中国共産党の一党独裁体制の堅持なんやね。。。北朝鮮と同じなんや。。。だから、国民が徒党を組んで、打倒政府の運動になることを、中国は一番恐れている。
天安門事件から27年。。未だに、その映像がNHKなどの外国放送局で流された途端、ほんの五秒以内に、テレビ画面は真っ暗になる。。常に当局が放送内容を監視してして、中国政府にとって都合の悪いニュース映像が、国民の目に触れさせるまいと、必死になっているのやね。。。
民主運動家の中国人が、せっかく、ノーベル平和賞を取ったのに、家族ごと幽閉してしまいよる。。。。。先日、この人が、ガンでなくなったご遺体を、早々に国家主導で火葬にし、遺族の希望であった墓への埋葬を許さなかったそうや。。。
その墓が、民主化運動の聖地化されるのを、恐れたというのやね。。。何か、酷い話やね。。。無理矢理、遺骨を、海に撒かされたのやそうな。。。それだけ、政府がびびっていた証拠やわな。。。
それにしても、中国のような大きな国が、一番恐れているのが、民主主義やて、何か、ちょっと滑稽やね。。。恐らく、中国の政権中枢に居る人たちの頭の中には、ずっと、今の市民を押さえつけておくことが、だんだん難しくなってくるだろうという、認識が広まっているのやろうね。。。だから、こんなことまで、ムキになっている。。
多分、国民の間から、政治の民主化の要求は、これからも、強まり続けるのやろう。。そして、それがいつか、また人民解放軍という名の、治安維持部隊と、市民との対立の構造を呼び、共産党政権の倒壊につながっていく。。。
これは間違いがないやろう。。。これを如何に無血で成し遂げられるか。。これが、これからの中国が良くなるか悪くなるかの試金石になるのやろうね。。。
中国国内の民主化の流れは、台湾や、元英領だった香港などで、顕著化するやろう。。これを力で押さえつけるのではなく、もうお金持ちになった中国人が、自分たちの良い生活を守るために戦う時期がいつかくる。。。
ただ、それまで、まだ中国政府による「やらせ」とも言える放送の検閲や、発刊文書の制限。反政府分子の人たちへの粛清。。。これらがずっと続く。。。この難題を乗り越えられるぐらい、中国人の人たちの民度が上がった時に、この国は、やっと世界一の経済大国の称号を手にすることが出来るのやろうね。。ただ、それまで、国が耐えられるか。。。まだまだ、中国からは目が離せない世紀が続くと思うわ。。。