一帯一路の裏読み
中国政府がぶち上げた、一帯一路政策。中国からヨーロッパまでのシルクロードに道路や鉄道などのインフラ整備を投資して、その沿線国の発展を促そうとする壮大な計画や。一帯が陸路。一路が海路ってこと。
地図を見ると、米国をのけ者にして、日本も外せる新たな経済圏の確立を画策するという、いかにも、中国らしい発想やね。。。中国が世界一の経済大国になるための政策。15億もの人口を抱え、3人に1人は中国語を話す人たちなんだから、世界一の経済大国になるのは、そんなに不思議ではない。
ただね。恐ろしいのは、中国共産党という、一党独裁体制の国が、特別、大きな力を持ってしまう。その一点なんやね。。誰も中国に逆らえなくなる世界。。。これが、もう始まっているのやね。。。
スリランカの港に設備投資をして、その代わり、99年間は中国が自由に使って良いという、租借権を得たってニュース。その前にもオーストラリアのダーウィン港も99年借り受ける契約にも成功している中国。
自国の力が弱すぎたために、香港を英国に99年間も割譲されてきた屈辱をいま、晴らそうとしているのか、99年借りるという、そんな意趣返しがお好きやね。。。
オーストラリアとスリランカを中国海軍が自由に使える。。。この意味は、ほんと大きい。日本の中東からのライフラインを抑えられるからね。。。日本の首根っこを押さえられる。。。我々に逆らったら通さないぞ。。。陸でも海でもこれやられたら、従うしかなくなる。。。恐ろしいこっちゃで。。。
まぁ、そこまでのことにはなかなか、ならんやろうけど、一帯一路には、AIIBの役割が裏に隠れている。アジアインフラ投資銀行は中国が抑えている。道路作るにしても、高速鉄道通すにしても、中国企業がやる気満々。。。いやむしろ、他国のインフラ整備をやるためにやっとるようなもの。。。
貧しい他の国に中国がAIIBを通じて金を貸し、中国企業がその資金を受けて、ぼろ儲けする算段。。。これがみえみえなんやね。。。今は金が返せない国も、自国の経済が発展すれば、中国にお金が返ってくる。そう、中国マネーを発展途上国に押し売りする体質。。。それこそが、一帯一路の本性なんやね。。。
この政策は、よく考えられていて、シルクロード沿線には、テロの温床にもなる最貧国がたくさんある。その地域が発展して豊かになれば、戦闘行為は減るはず。。。それがひいては、地球全体の平和にもつながるかも知れない。。。そんな美辞麗句も並べられるのやね。。。
ただ、忘れたらあかんのは、中華民族の特性なんやね。。。そんな、上等な思想なんてない。我さえ良ければ良い人たちに、良い口実を与えて正当化しているだけ。。。でも、そんなのに、頼らないと何も現状が良くならない。。。最貧国の絶望は、奥深いのやね。。。
そんな心の隙間にそっと、押し入ってくる感じ。。。中共はしたたかやわ。。。