魚が不味いね | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

魚が不味いね

 京都って、ところは、実は、海が無い。まぁ、京都府には北部に海もあるのやけど、京都市は、完全に内陸型の都会や。良い川が何本も流れていたから、良い水には事欠かなかったから、この地に1200年も都があったのやけど、その地政学的なデメリットは、実は今も昔も変わりが無い。。。

 

 山紫水明の地と、京都のことを、よく言われるけど、いろいろな食べ物も集ってきて、何でも手に入るけど、新鮮なお魚だけは、昔から、なかなか、良いものが、手に入らなかった。

 

 昔の人たちは、日本海の小浜から、その日に上がった鯖に、一汐して、京の都へ運ぶお商売が成り立っていたぐらい、海の物が有難かったのやね。。。今でも、小浜市と京都を結ぶ、国道367号線は、鯖街道と呼ばれるぐらいや。。。

 

 今でこそ、冷蔵、冷凍の技術が進んだから、何でもそこそこの、スピード感で手に入るのだけれど、やっぱり、海に面した町で食べるそれとは、別ものや。。。

 

 ホント、京都で美味しいお魚を食べようと思ったら、なかなか大変や。。本当に美味しいお魚は、実は、特別な料理店や割烹に、行く必要がある。。。

 

 たまに、今夜は贅沢して、良いお魚を買おうと思っても、本当に美味しいお魚を手に入れることは、素人の京都市民には、なかなか難しいことなんやね。。。だから、その代わりに牛肉の消費量が全国トップクラスなんや。。。

 

 まぁ、お商売向けの、プロルートには、そこそこ、「こまし」なものが行くのやけど、まち中のスーパーやら、高級と呼ばれるスーパーでも、なかなか、美味しいお刺身を手に入れるのは難しいのやね。。。

 

 デパ地下で、高いお金出して買ったお刺身なら、少しは、「まし」かなって、思って、何度か、買うのだけど、なかなか、これが美味しかったってものに出会える確率がかなり低いのが現実なんやね。。。

 

 京都で仕出し弁当をしている所とかで扱うお刺身は、実は、定番が決まっていて、鮪の赤身と、紋甲イカ、そして、鯛。。。これが、鉄板で入っている。これはこれでそこそこ、美味しいのやけれど、それ以外のお魚に手を出そうとすると、大概、美味しくない。

 

 たまに、蛸が入っているぐらいかな。。。鯖寿司の鯖と、鱧のおとし。。これらは、さすがになかなか美味しいと思うのやけれど、他はあんまりやな。。。

 

 それに引き替え、海に近いところへ行くと、スーパーの特売なんかで売っている物でも、とんでもなく美味しい魚のお造りが買えるのやね。その地方の人が、京都人は、羨ましくて仕方が無い。。。のやね。。。本音で。。。

 

 まぁ、最近は、トラウトサーモンとか、養殖ぶりとか、何かのエンガワ風・・・とか、比較的、最近風の寿司ネタとかが増えて来ているので、まあまあ、美味しいものが出て来てはいるけど、普通の物は、比べものにならないぐらい、不味いかな。。。沖縄の人には申し訳ないけど、沖縄のお刺身もなぜか、ドヨンとしていて、うまいとは、決して思えない。。。京都と沖縄の意外な共通点やね。。。

 

 逆に言えば、お魚の美味しい地方に住んでいる人たちは、それだけ幸せだってこと。。。人間、歳を取ると、食べたいものが、肉より魚になる。それが過ぎたら、野菜ばかりになるのかな。。

 

 生きているうちしか、美味しいものは食べられない。同じ食べるのなら、死ぬまでの限られた食事の回数。。。せっかくなら、美味しいものを食べたい。。。もの。。。誰か、京都に安くて美味しいお魚屋さんを開いてくれ。。。って、思うのやけれどね。。。