いのちの値打ち
人の命は地球より重い・・・。よど号乗っ取り事件の時に、時の総理大臣の福田赳夫氏が、人質と交換に政治犯の釈放に応じた理由を聞かれて、この台詞を言った。
今の世の中なら、テロ犯に屈するなんて、とんでもないという事になるのやろうけど、当時はまだ、その意識が薄かったからね。。。事なかれ主義の総理は、人質を殺されて、総理のせいにされるのを嫌った。。。とも取れる。
今週も、エジプトでのテロで44名もの人の命が奪われる事件が発生している。アメリカがシリアに向けて放った59発のミサイルでも、4名ほどの人が亡くなっている。
シリア国内の事情は、我々日本人にはなかなか複雑で判りにくいけど、化学兵器のせいで、子どもの命が失われたから。。。
この心情的な部分が、何か言い訳にされているのかもね。。。ISが敵だと言っているけど、シリアの中には、政府系を支持するロシアと、反政府系を支持する米側の複雑な関係があるみたいやしね。。。
アメリカがシリアで、ミサイル攻撃をしたってこと。実は、北朝鮮への警告の意味もあるって、答えているから、怖いわな。。。
アメリカは撃ってこないだろう。。。と、舐められることを嫌っているのやろう。。。でも、米軍のミサイル攻撃のニュースを聞いて、とうとう、やりよったと、多くの日本人は思ったやろうね。。戦争になるかもって。。。
米国と北朝鮮の威嚇合戦になって、困るのは、実は、日本なんやね。。。
北朝鮮のミサイルの照準は、日本の在日米軍基地に向いている。直接被害を受けるかもしれないのは、日本やからね。。。
そんな、きな臭い時代に、今の日本人は生きている。この危機意識をどれだけの人が持っているかなんやね。。。恐らく少ないやろうね。。。日本は平和ぼけしているから。。。
先進国での人の命の重みは、実は、後進国のそれより、格段に重い。マスコミが大騒ぎするのは、先進国の方が、圧倒的に派手やからね。。
でも、本当は人の命に差なんか、付けられるはずがないのやね。みんな大事な命。どうでもいい命なんかないわな。。。
でも、現実は、自分の生まれた国の差だけで、平和な国では滅多に死ぬことはないけど、内戦が続くような国では、人の命が、虫けらを殺すかのように、簡単に奪われている。。。この現実。。。何か、空しいね。。。
治安の維持は、国にとっての最大のお仕事。平和が維持出来ない政府を採点したら、そんなのは、最低点になるからね。。。
逆に平和な国っていのは、何事にも代えがたい、「良い国」ってことになる。。。日本は良い国や。。。
ところが、そんな国でも、一つ間違えたら、国と国との争いごとに巻き込まれてしまうことになる。。70年以上平和な時期が続いて、良い国が続けられたのも、ひょっとしたら、大変、運が良かっただけかも知れないのやね。。。
戦争回避は、平和国家としての大原則。出来ることなら、日本はこのまま、ずっと平和でいてほしい。
そのために今何が出来るか。。。握手するテーブルの下で銃を構えているのが、国際的な常識やから、日本も万が一の時のために、備えておく。。。それしか無いのやろうけどね。。。