豊洲問題の着地点 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

豊洲問題の着地点

 小池百合子VS石原慎太郎の喧嘩は、野次馬からしたら、おもろくて仕方ない。。。まぁ、東京以外の人からしたら、所詮、自分たちには関係無いところの、東京という、一地方だけの市場の問題やからね・・・。

 

 東京ガスの工場だったような場所に、口に入る食品の市場を移転するセンスが、良くなかったと言えば、良くなかったわな・・。そもそも。。。

 

 問題の本質は、銀座のすぐ近くにある広大な築地市場の跡地を、再開発して、利権にしたい人たちの、強欲の現れでしか無い。。。何とか、大義名分をこさえて、うるさい連中を、一等地の公有地から、立ち退かせたかった。。。これが本音やろうね。。。

 

 石原慎太郎から言わせれば、せっかく大金をかけて、汚い土地をきれいな施設にしたのだから、何とか早く豊洲に引っ越すべきやという。

 

 小池百合子都知事からしたら、地震や地割れが起これば、汚染物質が地中からわき出してくるようなところに、中央市場を引っ越すなんてとんでもない。。となる。。。

 

 これだけ、豊洲は危険だと、世界中に宣伝してしもたのやから、もう豊洲へ市場を引っ越す案はきらめるべきなのかもね。。。風評被害もそうやけど、この市場で扱った魚の価値が下がってしまうようなことになってしまうと、もう中央市場としての価値が無いわな。。。

 

 せっかく、都民の血税を使って、立派な施設をこさえたけど、何かの物流センターとか、ホームセンターとか家具店とかに、貸す・・・ぐらいしか、しょうが無いのやないかな。

 

 土地が汚染されているから、食品関係は無理やわ。。。いっそ、リサイクル工場にでも、するか。。。世界に類を見ないほど、高度な資源化の出来る施設には、夢があるで。。。施設も市場のを、結構、流用、出来そうやないの。。。

 

 昨今、東京以外の大都市でも、中央市場の機能は、年々縮小されている。大手の流通グループが独自の流通ルートを確立していくから、だんだん、市場を通る商品の比率が下がっている。

 

 東京はまだ日本一の扱い量があるから、別格であるとはいえ、長期低迷になるのは目に見えている。築地の仲買の業者も、豊洲移転をきっかけに廃業するところも多かったと聞く。。。

 

 それが、移転延期で、大きく計画が狂った。。。よくよく考えてみれば、中央市場の制度は、21世紀の現代からしたら、ややクラシカルな、ノスタルジックな要素が強い。。。市場の雰囲気を感じたくて、多くの観光客がやってくるし、個人の客で、水産品を買いたいという人も多い。。。

 

 京都の錦市場もそうやけど、午前中は、プロの料理人向けの卸。午後からは個人や観光客向けの「小売り」なんて、棲み分けも、現実的な選択になると思うのやね。。。

 

 築地で、そのショーケース的な施設に建て替える方法もあるのやないのかな。。。実際、これからも、廃業していくところは増えるし、そうなりゃ、市場が公有地なら、分譲して、力のあるところは、大きなビジネスチャンスも生まれるというもの。。。

 

 築地を、食文化をテーマにした商業施設に生まれ変わらせて、裏で、卸の機能を整理、再構築する。そんな絵は描けないものやろうか。。。

 

 せっかく大金をつぎ込んだ豊洲を見限るのは忍びないけど、このまま停滞が続くことが、実は一番損失が増える。。。公的な市場を民営化して、利害関係を交通整理して、それでも事業継承を望むところだけ、築地で続ける。これ、現実的やで。。。

 

 もっと、民間資金を取り込む型で、築地活性化をすることが、みんなの多くの利益になりそうな気がするのやけれどね。。。