はがき郵便料金の値上げ | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

はがき郵便料金の値上げ

 この年末の押し迫った状況になって、日本郵便は、来年6月1日からの、ハガキ郵便料金の値上げを発表した。今の52円が、10円値上げの、62円になるのやて。

 

 この値上げ、消費税関係の値上げを除くと、何と23年ぶりやという。。。封書は上げてもハガキは上げてなかったからね。。。

 

 それにしても、何か急にバタバタとやってきたな。。2割もの値上げやのに、たった半年前に発表かいな。。。役所なんて、もう来年度予算の編成作業が終わっているところやのに、今更、たった、半年後の郵便料金値上げを言われてもね・・・ってところ、多いのやないかな。。。

 

 昔は、「官製はがき」って、言い方を、していたけど、今は、もう民間会社だから、「民製はがき」か・・・。はがき料金の、値上げとしては、異例のバタバタ度やね。。。なぜか、年賀状だけは、52円のままやったりするみたいやけどね。。。ああ、ややこし。。。

 

 このハガキの郵便料金って、実は、日本から、世界の、どの国に送っても、全世界共通で70円ってこと、皆さん、ご存じでしたか?

 

 万国郵便連合ってところで、UPU協定価格が決まっていて、今度の値上げで、内国郵便はがきと、国際郵便はがきの料金差が、何と、たった8円になっちゃうのやね。。。まぁ、それだけ、世界的に比べても、日本の国内郵便が割高ってことなのかもね。。。

 

 ただ、他の物価の高くなっている日本で、1枚のハガキが、たった52円で、全国津々浦々まで届けられたのは、ある意味、驚異的な割安サービスでもあるのやね。。。。

 

 日本の企業や役所は、実は、この割安のハガキ料金の恩恵に浴していて、昔は封書で送っていたものを、剥離式のハガキが出来てからは、これで送るところがほとんどや。

 

 1枚のハガキを薄く剥がせば、3枚分ものスペースに印刷出来て、その中身が、受取人が剥がさないと見えない、という、秘匿性が高いこと。そら、便利で、飛びつくわな。。。

 

 これがあるから、阿呆らしくて、高い封書の、郵便料金支払う必要が無かったのやね。。。

 

 でも、今度の値上げで、封書の25グラムまでの料金、82円との差が縮まる。この20円差を、メリットと見るかどうかね。。この剥離式の圧着ハガキを印刷している業者さんからしたら、結構、痛手かも知れないね。。。

 

 でもね。いくら民営化したと言っても、郵便料金とか、電車バスの料金というのは、端数の小銭が必要なのは、やっぱり、不便やわ。電子マネーで小銭がいらないイコカとか、スイカは、ええけど、郵便は、いちいち、切手を貼らないといけない不便さが、つきまとう。

 

 ハガキの郵便料金は、62円ではなく、60円では、あかんかったのかな。。。2円切手、邪魔くさいで。。。

 

 郵政民営化の影で、郵便事業には、もっと競争原理を導入すべきという意見が多かった。実際、民間のメール便は、信書でなかったら、郵便より安い価格で請け負うところも有った。ところが、このハガキ料金だけは、どこも手を出せない聖域になっているのやね。。。何故なら、こんな安い値段で、請け負えば赤字になるからや。。。

 

 ハガキの赤字を、他の郵便物の黒字で埋めている格好の料金体系に、どうしてもなっとるのやね。。。だから、少し大きくて重い郵便物の儲けの部分だけ、他に取られて、日本郵便は儲からないハガキばかり、運ばされていたら、割が合わないのやないのかな。。。

 

 日本郵便の社長さんなら、そんな、ええトコ取りだけされて、儲からないハガキだけ、ユニバーサルサービスを義務づけられていることが、理不尽と感じるのやないかな。。。私なら、そう、文句言いたいわ。。。

 

 まぁ、62円という額面の郵便は、ちょっと前の、封書郵便の料金でもあった。62円という、半端な金額でも、抵抗感がなかったのは、それが原因なのかもね。。。古い切手を持っている人なら、またそれが使えるってことになるかな。。。

 

 ハガキというものは、懸賞の応募とか、何かの抽選とか、同窓会の出欠とかに、便利に、利用されている。たった1枚の紙に、どれだけの「思い」や、意義を盛り込めるか。。。たった1枚の合格通知がが人の運命を変えたり、することもある。。。

 

 ちゃんと、手紙が届くってことは、実は、とても大事な日常生活のインフラやってこと・・・。年末になると、旧知の友の訃報が、喪中はがきで、報されることも多い。。。

 

 互いの無事や元気を伝えることの出来る年賀状も、年始の、この時季ならではの、日本人の良い風習でもある。

 

 メールやSNS全盛の世の中になっても、出来ることなら、無くなって欲しくない、習慣やないのかな。。。