キレる老人たち
栃木県宇都宮市で、同時に3カ所で爆発物による火事が起きた。これって、テロじゃないかと、大騒ぎになったけど、どうやら違うみたいやね。。。
というのも、宇都宮城趾の爆発で見つかった遺体に、遺書があり、この男が自分の自宅と、車にタイマー付きの爆発物を仕掛けていた疑いが濃厚になったからや。。。
この男性は、栗原敏勝という72歳の男性。この元自衛官だったという男に何があったのか。。72歳といえば、もう定年退職して、悠々自適の年金生活を謳歌している。そんな世代やないのか。ところが、この男性には、ちょっと事情があった。
この男の三女さんが、実は精神障害の病気だったそうな。男性は、精神病院に入れるべきだとしたけど、奥さんが、宗教で治すと言って聞かなかったそうや。実際、この男性の退職金の2000万円を、宗教にすでにつぎ込んでいて、それで、口げんかが絶えなかったそうや。
この年代の男性なら、ままあることやけど、喧嘩になると、口より先に手が出る。奥さんと娘さんは、DV被害を訴えて、DVシェルターに逃げ込んでいた状態やったそうや。そして、その裁判で、この男性は敗訴して、妻と娘に近づくことを禁じられて、随分、追い詰められていたみたいやね。。。
そして、花火からコツコツと、火薬を採取して集めて、ビー玉と金属片を加えた爆弾に時限装置を取り付けたものを作り、どうせ、自分が自殺するのなら、誰かを巻き添えにして死んでやろうと、機会を狙っていたようなんやね。。。
ちょうど、秋葉原で人混みにトラックで突っ込んで行った犯人と似たような精神状態。。。さすがに、そこまでは、出来ないから、自分の出来る範囲での「悪あがき」を一所懸命考えたのやろうね。。。犯行の日、人出が多いお祭りの行列が通る予定だったけど、交通事情で時間が変わったのが、まだ幸いした。。。そうでなかったら、被害者が出ていたやろう。。。
それにしても、新幹線で焼身自殺をして女性を巻き添えにした事件とか、夏祭りの人混みに、火炎瓶を放り込んで、無茶苦茶して自殺しようとしたり、切れる老人の多いこと。。。団塊の世代付近の人たちが、どうしても、競争社会が激しくて、その反動が、分別盛りの年齢になっても、来ているのかな。。。
共通しているキーワードは、「身勝手」かな。自分さえ良ければいい。人さまのことなんて、くそ食らえ。。。ってか。。。
それだけ、時代に大事にしてもらえなかった人たちが、余命が少なくなって、何も出来なかった自分を恥じて、一花咲かせてやろうか・・・に近い感覚。。。学生運動をやっていた時代の学生たちと、余り変わらない短絡思考やね。。。若者がえり・・・なのかな。。。
ストレス社会の行く着く先は、病むか、狂うか。。気持ちの安穏を求めるけど、手に入らない。。。本当は、自分に、その原因があるのだけれど、もうどうにもならない。。。そんな葛藤が、こんな大それた事件をしでかす原因になってしまうのかもね。。。