自殺少女がポスターモデル?
青森県の黒石市開催している「黒石よされ」というお祭りで、写真コンテストが実施された。夏の終わりに催されたこのお祭りを撮影して、優秀賞は、来年のお祭りの観光ポスターになる・・という、趣旨の写真コンテストやったそうや。。。
ところが、今年の最高賞に決まった写真のモデルが、このお祭りのたった5日後に、自殺していたことが分かった。いじめを苦にして、中2の少女が、電車に飛び込み自殺をしたのやそうや・・・。お気の毒に。。。
それを知った黒石市の町長と、黒石よされ実行委員会が、「まつりの写真としては、相応しくない」として、この受賞を辞退してほしいと、自殺した女の子の両親に申し出たそうや。
ただ、この子のご両親は、この写真を、イジメを考え直すきっかけにして欲しいと、撮影者の方の了解を得て、この写真と実名を公表した。このことは、大きなニュースになって、黒石市と実行委員会には、「事なかれ主義」だと、全国から、批判が来た。。。
このニュース。皆さんはどう感じられたやろうか。心情的には、亡くなられたとはいえ、一度、最高賞に決まった写真を、辞退させるなんて酷い。。。という感情論がまず出るわな。。。
でも、市長さんは、自殺という暗いイメージと、明るいイメージの祭りとが、そぐわないと考えた。一年前に自殺された娘さんの姿を、次の年のまつりのポスターで、見たくはないやろう・・・と、配慮されたのかも知れない。。。
この手の問題は、少女がイジメで自殺してしまったから・・という理由だけで、一方的な絶対的な被害者になる。だから、それだけが錦の御旗になってしまって、お祭りのポスターという、本来の目的と、それが相入るもの・・・かどうかという視点が抜けがちになる。。。
ポスターというものは、何か、この印刷物を掲示することによって、見る人を言ってみたいと思わせるとか、見ているだけで、何か感じるところがある何か・・・のために印刷する。。。
だから、私は、最高賞の入賞という事実はそのままにして、次点から来年のポスター写真を選んだらええと思うのやね。。。
その代わり、もし、そのご両親のご了解が取れればやけど、この少女の祭りでの笑顔の写真を使って、イジメをやめようというポスターにしたらええと思うのやね。。。もちろん、予算もあるやろうけど、そのぐらいは、出来ないか。。。
いずれにせよ、本題は、なぜ、この中2の少女が自殺するまで、追い込まれて行ってしまったか。。。にある。この子をいじめていた人は、きっと、この重い十字架を一生背負って生きていくことになる。。。
ある意味、自殺をした女の子は、自らの命を絶つことによって、イジメをしていた子どもに復讐した気持ちになっているのやろうね。。。
長文の彼女が書いた遺書は、今どきの子らしく、メールで、親や友達に配信されている。。。人はなぜ、弱い人をいじめてしまうのか。弱い自分を覆い隠すために、逆に、人をいじめてしまう負の連鎖をどうしたら食い止められるか。。。みんなが、本当の勇気を持って、しっかりと考えるべきやね。。。