マスコミのカメラに謝ること | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

マスコミのカメラに謝ること

 金曜日に高畑淳子の息子が、警察から釈放されて、マスコミのカメラの大行列に対して、大きな声で深々と30秒間のお辞儀をして謝罪した。。。40代のホテル従業員の女性に、歯ブラシを部屋まで持ってきてくれと言って、自分の部屋に誘って、乱暴した。。。

 

 明らかに、女性に乱暴するのが目的で狙いを付けて誘うあたり、悪質極まりない。ただ、強姦致傷という罪名で、ケガをした場所が足の親指。。。何をしよったのか知らんけど、阿呆なヤツやね。。。

 

 ただ、この手の事件でいつも、思うのやけど、この人の謝る相手は、あくまで、被害者の方とか、その旦那さんやわな。もちろん、仕事に穴を開けて迷惑をかけたテレビの関係者とかにも、十分、謝らないとあかん。。。でも、いつも、謝る相手がマスコミのカメラって、私、何か違うのやないかって、いつも思っていた。。

 

 そういえば、大韓航空のお嬢さんが世間から批判されて、テレビカメラの前で深々とお辞儀をしていたことがあった。いわいる、ナッツリターン事件やね。。これって、誰が何のために、誰に謝るのか。。。これが、あまりにもごちゃごちゃで、何かおかしいなつて思っていた。ただ、これは、お隣の国のメンタリティやと思っていたのやね。。。

 

 ところが、日本でも、マスコミのカメラの前にいる人に向けて謝るシーンが、増えて来た。。。不倫やら何やら知らんけど、私ね。あんたに、何も、謝ってもらう筋合いなんか無いわって人が、いつも、謝っているのを見て、お尻がこそばい感じしか無かったんや。。。

 

 「世間に謝る」という感覚は、いくらかは、分からないでも無いのやけど、これって、誰がこの人たちを追い込んで、謝らせているのかって、思うのやね。。。日本人の謝られなくては気が済まないなんて、中2の子どものような幼いメンタリティに、逆戻りしちったのやないかって、ちょっと残念やわ。。。

 

 性犯罪の被害者は、口では言えないぐらいのトラウマと、死んでしまいたいぐらいの恥ずかしさを受けて、すさまじいダメージの中にある。示談しなければ、自分のされたことを、公判で証言し、多くの何の関係もない人たちの好奇の目にさらされることになる。。。

 

 加害者の男性にとっては、たいしたことが無くても、被害者の女性にとっては、一生をすっかり変えられてしまうぐらいのダメージがあることは、東大生が集団でやった強姦事件でも明かやわ。。。

 

 東大生の息子には将来がある。。。せっかく東大に入れた我が子をこんな事で、人生を棒に振らすわけにはいかない。。。母親は必死になって7回も示談にしてくれと、金を積み続けたそうや。。。

 

 性犯罪の被害者の立場は弱い。。。自分はこんな目に会うのなら、死んでしまいたいとまで、思い詰めて、実際問題として、多くの人が自殺している。。。でも、加害者は示談して、のうのうと生き続けている。。これのどこに正義があるのかな。。。

 

 性犯罪を犯した人間は、強制的にパイプカットさせるとか、去勢させるとか、もっと、人生が変わってしまう位の重さのある制裁が必要やないのかな。。。何か30秒の仰々しいお辞儀をした後で、心の中で、舌を出しているような加害者を見ると、懲りてない懲りているを世間がテレビで判断することが、制裁になるのかな・・・とも、思ってしまったわ。。。

 

 これがカメラの前で謝罪させる本質なのかも知れないね。。。