役人の怠慢やろ | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

役人の怠慢やろ

 三菱自動車が、自動車の販売用のカタログに載せていた、燃費の数値が、最大8.8%も下回っていたことを明らかにした。その車を売った顧客に、3万~10万円のお金を、お詫びとして返すというのやけれど、このやり方。ちょっと違うのやないのかって、私は思ってしまうのやね。。。

 

 カタログの数値を期待して、その車を買った人は、それでええのやけど、そんな人、少ないのやないのかな。。

 

 私は、燃費の数値の改ざん問題は、基本的に、国交省の役人の怠慢やと思っている。国は、我々国民に、その自動車をちゃんと検査して、どれだけの燃料で、どれだけの距離を走れたかのテスト結果を公表する義務があると思うのやね。。。

 

 自動車メーカー任せにしておくと、自社にとって、有利な数値を勝手に発表して、消費者を騙す恐れがある。だから、国が比べて、そんなことをさせないようにする。燃費のテストをする意義は、まさにここにある。

 

 ところが、スズキの時もそうやったけど、結局国は、ちゃんとテストもせずに、メーカーの出してきた数値を鵜呑みにして、自ら果たすべきお仕事と指命を放棄してきたことになると思うのやね。。。

 

 マスコミは、スズキや三菱のことを、叩くけど、本当に批判されるべきなのは、職務放棄して、テストをやって来なかった国交省やないのか。。。

 

 自動車のカタログを見ていると、その車の燃費データは、10モードであったり、ずっと、一定の速度で走り続けた、随分特殊なケースの数値が書いてある。

 

 我々も、実際車に乗っていて、メーカーのカタログに載せてある数値で、走れたという記憶がまず無い。。。リッター23㎞。。。そんなの、嘘やないかって、みんな思っているて。。。

 

 本当に消費者のことを思って、燃費を調べるのやったら、現実に、同じ条件で走らせてみて、そのデータを比較してほしい。。。みんな、そう思っているのやないのかな。。。

 

 いま、NHKの朝ドラでやっている、「ととねえちゃん」で、雑誌「

あなたの暮らし」でも、消費者目線での商品テストが問題になっているけど、まさに、みんなが知りたいのは、現実に使ってみた使い心地であったり、実際にどれだけガソリンを消費したかという、嘘の無い数値であるはずやんか。。。

 

 少なくとも、公僕である国交省が、利用者目線で情報提供をするのやったら、実際に国交省の規定のコースを走らせて、何リッターのガソリンが減ったか。。。この数値の公表。。ここに正義があるのやないのかな。。。

 

 ところが、国の役人は、どうしても、自動車メーカーのお目付役の役割をやりたがるのやね。。。自分たちが、メーカーの人間より、上に立てるから。。。

 

 でも、本来は、国民に成り代わって、国民のために仕事するのが本筋。。。厳しい国民の批判に、自分たちが、さらされるのだけは、嫌。。。この役人体質が、如実に、こんな問題の根底にあるのやね。。。

 

 一番、今の日本の役人体質に欠けているところが、今回の問題で、見事にあぶり出されているようで、興味深いね。。。国民目線。。。これが、役人に一番足りてない。。。大問題なんや。。。

 

 こんな批判を受けて、慌てて国交省の役人が、独自の燃費測定を遅まきながらやった。。三菱の場合、8車種で、公表値を下回っていた。。。ほら見たことか。。。今まで、国交省は何をやっていたのか。。。

 

 何でも大メーカー任せ。何かあっても、自分たちはいつでも逃げる。。。一番に、吊し上げられなくてはならないのは、メーカーの燃費不正を見落としていた役人の担当者の方。。。この当たり前の道理が、全然報道されないことの方が、おかしいで。。。

 

 報道機関も、喧嘩相手を間違ったらあかんで。。。