タックスヘイブンは、脱税天国やないで
パナマ・ペーパーが公開されてから、世界中の金持ちが、大慌てしている。預金者のプライバシーは、守られて当然やったのが、こんな形で、大手を振って暴露されたんじゃ、もう非課税を売り物にした、資金集めのやり方は、難しくなってくるのやろうね。。
そもそも論・・・で行けば、税金を集める側が国単位でばらばらなこと。これが、租税の公平感を阻害している元凶である。課税する権利は、国が持っている強権であり、国連のような世界的な組織が、やっているのやないわな。。
それやのに、税の公平を言う方が、無理があるわなぁ。もともと、ロンドン、そして、オランダ、そして、アメリカの金融界が、血眼になって、どうしたら税金を多く取られなくてすむかを、競ったのが、発端やないの。。。
ケイマン諸島、パナマ、など、何も産業のない国が、世界から資金を集めようとしたのが、タックス・ヘイブン(租税回避地)やないの。タックス・ヘブン(税金天国)やないで。。。
高い先進国の税率を支払いたくない企業が、合法的に、利益を外国のペーパーカンパニーに付け替えて、本国の税金をあまり払わなくて良い方法を編み出した。
お金持ちたちは、あまりにも、自分たちだけたくさん税負担を課せられていることに、大きな不満がある。。。世界のたった0.5%の人が世界の税負担の半分以上を負担している。。。所得の偏りは、格差という前に、税負担の偏りでもあるのやね。。。
これに困った税務当局が、この法の網を慌てて、塞いだ。。。つまり、最初は合法。今は、不法になったのが、タックスヘイブンの本質なんやね。。。
企業や個人は、税負担を公平に受け入れるべき。。。率先して、正しい納税をすべき。。。これは、はっきり言って、「きれい事」に過ぎないわな。。
誰だつて、税負担は低い方がうれしいし、額に汗して、身を粉にして、折角稼いだお金を、何もしない税務担当者が、汗一つかかずに、かっさらっていく、現実を、苦々しく感じているのは、当然と言えば当然やないのかな。。。
税金は、国が個人や企業から、いかにたくさん、ちょろまかせるか。。。このせめぎ合いに、他ならないのが現実やわな。。。
日本の税金は高い。土地や建物にかかる固定資産税。自分の家なのに、家賃並の莫大なお金をおさめないと行けない。所得には、所得税これも、大きい。
腹が立つのは、税金とは別に、厚生年金の掛け金。個人と企業の両方から、非常に多額の掛け金を集めている。これが所得の1/3にもなりつつある。
我々は、消費税が8%なのを10%になると大騒ぎしているのやけど、よくよく考えて見て欲しい。。。この2%の値上げと、たいしたことのないような数字に誤魔化されているけど、本当は、自分の給料から、42%もの負担を、手を変え品を変え、ピンハネさんているのやて。。。
国民負担率という統計を毎年、財務省の主計局という役所が、公表している。これによると、日本の国民負担率は、欧米に比べると、低い。。その言い分けに、この数値は悪用されているのやね。。。
ところが、この数字。大きな裏がある。国民の借金である国債の償還(財政赤字)がわざと、計算に入ってないのやね。。。ずるいことをしよるわ。。
潜在的国民負担率を再計算すると、日本は何と、53.2%。何やかんや言っても、給料の半分以上が、国に巻き上げられている異常な国と言えるのや無いのかな。。。
これでは、働く意欲がなくなる。。。なぜこれだけ高いか。。。もちろん、年寄りの年金や医療が重い負担になっているのは、当然なんやけど、一番は、国の固定費の高さ・・・。ここが大問題なんや。。。
税金でメシを食っている人の数と、比率がどんどん高くなっている。。。これを何とかしないと、日本はギリシャの二の舞の道をまっしぐら・・・となるのやないか。。。
何も稼ぎを生み出さない人たちをたくさん雇うより、儲けて納税してくれる人の率を高くする。。。これしか道はないのやね。。。
納税は国民の義務。。。でもこれを言う前に、税負担を軽減してもらわないと、税が支払えなくなる。。。税金が重くなりすぎて、納税者がどんどん疲弊し、税でメシを食う人だけが、肥えていく。。。このことのおかしさに、早く気づかないと、日本は手遅れになるで。。。