司法の権力は強すぎるのか | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

司法の権力は強すぎるのか

関西の財界の大物が、大津地裁で高浜原発の運転中止の仮処分がされたことについて、かみついている。。。


 江戸の仇を長崎で。。ではないけど、大津地方裁判所のたった1人の裁判官の判断だけで、国の電力政策が決められてしまうこと。。。この理不尽さに、驚いたという、発言の趣旨やったと思う。。。


 確かにそう言われれば、原発を動かすかどうかをたった1人の裁判官が、こう言えば、それだけで、決まりになってしまうことは、少し乱暴なのかな。。


 この発言をしたのは、阪急電鉄の会長さんの角さん。電気をたくさん使うお商売だから、電気代が安くなるのは、会社にとって、大きく儲けが出るか、赤字になるか・・・の、死活問題でもある。。。


 他にも電気代が下がらなくて不利益を被る人は、多いからね。。原発止めるのもええけど、電気代やっと下ると思っていたのに、下がらないってなったら、困るって人も多いからね。。。


 怖い怖いでも、原発動かして、安い電気が買いたいっていう人たちは、その損害を原発停止した人たちに、請求する民事裁判でも、するのかな。。。それだけ、意見が分かれることやということなんやね。。。


 たった1人の原発反対派の裁判長が下した判断で、多くの人が不利益を被ることがある。。。いくら、三権分立とはいえ、司法の力がちょっと強すぎないか。。。今すぐに止めなければならない合理的な理由がないのに、とりあえず止めてしまうこと。。。


 もっと、いろいろな人が議論して、結論出すべきところなのかもね。。。でないと、ちょっと司法の判断としては、偏りすぎることもあるからね。。。


 三権分立は、一つの処に権力が集中しすぎないように、司法行政立法の3つに、公権力を分散させたところに意義がある。


 ところが、国会の立法、内閣の行政と、異なって、司法は、その全体での判断は、最高裁ての判決に限られる。多くの裁判官の合議で事が決められるのなら良いけど、たった1人の裁判官の判断だけで、そんなに緊急性の無いことまで、決められてしまってええものか。。。このあたりの判断の基準が明確やないのやね。。。


 特に仮処分決定なんて、即刻、判決の効力が発揮出来てしまう類いのものは、国民生活に大きな影響が有り過ぎる事柄まで、余りにも急に、物事が動いてしまって、国民生活が、この判断に振り回されてしまう結果になることが懸念されるのやね。。。


 特に最近は、裁判官の判断が、その人の思想信条によって、かなり分かれる事案が増えている。この判断基準を均一化するのが難しい時代になっていると言えるやろうね。。。法の下の平等も、危うくなり、物事の価値の基準や、優先すべき順位が、個人の判断によって分かれてきている傾向は、もう戻せないのやろうね。。。


 世の中の常識が全て、普遍性が無くなり、いろいろな基準が林立してしまう時代になっている。最高裁長官がピラミッドの頂点にある昔からの裁判所という組織の変化が、時代の流れに流されつつあるのかもね。。。