キャッシュレス化が進むと。。。 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

キャッシュレス化が進むと。。。

 今の世界経済は、日本のマイナス金利にも象徴されるように、もう新たなる一手が出しにくい状況にある。景気回復を目的に金融緩和をしたくても、金利の引き下げはゼロ以上は無いのだから、まさに、マイナス金利は、金融業という、商売そのものを無にしてしまう危険性をはらんでいる。


 マイナス金利。つまり、預金を金融機関に預けていると、金利を取られてしまう状態になると、預金者たちや金融機関は、お金を預託することを止めてしまう。。。


 個人が、どんどん金融機関から、お金を引き上げて、金利を取られまいと動くと、銀行は、預金引き出しの制限とか、口座の凍結とかの、強硬手段を採る可能性さえ出てくる。。。そんなことが起こってしまうと、一気に、取り付け騒ぎが起きて、銀行が倒産する恐慌になってしまう。。。


 そこで、金融機関は、現金の引き出しを制限する代わりに、お金のキャッシュレス化の流れを作ろうと、考えるやろうね。。。


 実際、スウェーデンなど、北欧の国では、現金のキャッシュレス化が進んでいて、全ての支払をクレジットカードやデビッドカードで決済する傾向が強い。


 老人や子供だけが、現金を使い、他の人たちは全部カード。そんな現実になりつつある。。。なぜ、キャッシュレス化をするか。。。それは、預金の現金での移動を制限して、決済という、比較的小口の方法だけは、制限させないことで、取り付け騒ぎを防止している意味があると思うのやね。。。


 だから、日本でタンス預金と呼ばれるもの。。。これがスウェーデンでは、電子レンジ預金と言うのやて。。。カードを持たないお年寄りたちが、預金や年金の引き出し制限におびえて、現金を自宅に持ちたがる。


 その隠し場所が、キッチンの電子レンジの中・・・やというのやね。。。これって、ちょっとおもろいね。。。国民性が出ているみたいやね。。。


 我々は、わずか百年ほど前ころに、どこの国も、手持ちの現金が、タダの紙くずになってしまう理不尽を経験しているやないの。。。すさまじいインフレの時代を少なくとも、自分の親や、その親世代は知っている話やからね。。。


 自分の国の通貨も信じない人たちは、せっせと、金やダイヤを買う。。。中国人やユダヤ人のすごいところは、この危うさに対する勘が鋭いところや。。。安全なんて、どこにもない。。。政府なんて、どこの国を信じていいか判らない。。。


 きっと世界は、また混沌とした方向に向かっていくのやろうね。。。