左翼運動ツーリズム
以前から、薄々は感じていたのやけれど、沖縄の基地反対運動やらスイスの国連会議での人権保護活動、反原発運動などへのデモに参加している人たちって、いったい、どんな人たちなんやろうねと、興味を持った。
大きなデモに参加した人たちが、何千人、何万人だったとか、共産党の機関誌なんかに、よく出ている。これだけ多くの人たちが反対しているのだから。。。デモの参加者の影響力は、その参加人数の多さが尺度になる場合が多いから、その規模にどうしても主催者はこだわるのやね。。。
では、いったい、どんな人たちが、実際にそのデモに参加しているのか。。。よく見ると、比較的平均年齢が高く、もう、定年退職を迎えた、公務員さんとか、教職員さんとか、労働組合活動をずっとやってきた人たちとかが多いのやね。。。
私は、この人達を「労働貴族」って呼ぶのやけど、今の世の中で、一番ええ目をしている人たちって、誰かって言えば、労働組合のある大企業や公務員、教員をやっていて、リタイヤした人たちなんやね。。。
いわば、人生の勝ち組とも言える。自営業の人たちとか、中小企業勤めだった人たちの年金なんか雀の涙しかない。でも、こんな人たちは、厚生年金やら共済やら、おまけに年金基金やらで、もし夫婦ともこんな勝ち組だったら、月に50万円以上がもらえて、悠々自適の生活が送れている人たちなんやね。。。
この人達は、世代的にも、昔の60年安保で、安保闘争をしていた学生運動の中心的な世代と、不思議に合致するのやね。。。デモやピケでろくすっぽ大学行かずに名前だけ卒業した人たちが労組やって、定年してまた、人権運動や平和運動を掲げた「市民運動」をやっている。
これって、ある意味、生きがいになっとるのやろうね。。。安倍政権打倒に、余裕のある資金と時間を使えて、政治活動をやる。。。お金のない人たちには、とても真似できないわな。。。
この労働貴族の人たちは、名前は貴族だけど、実に質素な身なりをしていて、不思議と、同じ臭いがする。。。左翼であらずんば、インテリに非ずの時代を生きてきた人たち。。。この人達が、デモに参加するためだけに、旅行会社がツアーを組んでいるのやそうや。。。
反政府デモがビジネスになる時代。。。日本は、ほんま、平和やね。。。カネと暇のある人たちは、常に行動を促されて、自らの身銭で、デモツアーに参加する。
そして、そこで、同志たちとの交流を楽しむ。。。こんな、少し滑稽な図式が、随分続いているのやね。。。
学生時代は、イデオロギー論争に酔いしれ、労組時代は、経営者との対決を生きがいにし、リタイヤした後は、政府や社会との対立や不満を楽しむ。。。こんな人たちの姿が浮き彫りになっている。。。
こんなことしていて、日本はええのかね。。。左翼運動が、いつもかなり、独りよがりな思想で、一種の宗教布教活動のような、経済にとって、あまりプラスになるような存在ではなかっただけに、その意味では、左翼運動ツアーが、やっと、日本の経済活動の活性化に初めて寄与する不思議な感じやね。。。
南沙諸島に中国がミサイルを配備、レーダーも設置して、着々と中国の制空権を広げようとしている。北朝鮮は、また核実験をいつやるか、判らない。。。
こんな日本周辺でリアルに起きているこんなときに、デモどころやないのやないか。。。何で南沙諸島へ行って戦争反対やらへんのや。中国やモンゴル行って、民族弾圧、人権無視をやめろって、やらへんのや。。。
やっていることが、自分たちだけ安全地帯にいて、文句言える相手だけに言っているだけ。。。この井の中の蛙ぶりが、恥ずかしくは無いのやろうか。。。