政治が策におぼれる
私は基本的には、政治や行政が、自ら能動的に世の中を動かそうとすることには、抵抗感がある方なんやね。。。
官は民の活動を手助けする程度で、必要以上に民のやることに官が関わると、あらたな歪みや、アンフェアーを生んでしまう結果が待っているからなんやね。。。
政治が日本経済全体に及ぼす、影響はできる限り少ない方が良い。政策で国の経済の本流まで、動かしてしまうことは、社会主義国や共産主義国がやることになっちゃうからね。。。
ところが、我が国の官僚達は、どんどん自分たちの特権とか、権力を大きくするような方向に、政府を持っていこうと誘導したがる。。。税金使って何かやるのは、誰でも出来る。
そのカネを、法律を作ればどんどん使える力を持てるのやから、官のやるお仕事は、麻薬に近い感覚なんやね。。。カネを集める労がなく、カネを使える力だけ付けられるのやから。。。
甘利大臣が口利きを頼まれたUR都市機構なる天下り団体の化け物も、民のふりをした官の組織。カネがジャブジャブ使えて、よほどうまみのある組織なんやろうね。。。
政府は、この組織に莫大な資金を供給して、民間がやる賃貸住宅やら、分譲マンションを、官の資金を使ってやっとる。。。こんなことしているから、国民の借金が減らないんやね。。。なんで、民間に任せないのか。。。それは、多分、美味しすぎるからなんやろうね。。。
政治が公金を使って事業をするときに、守るべきルールというものが、今の時代、かなりルーズになっている。本当は必要でもないのに、予算があるから開発したり、その開発をするための工事がまた入札という、発注する側からしたら、とてもうまみのあるお仕事になっているのやろうね。。。
リスクのあまりない人たちに大事な公金を好き勝手に使わせているそんな、極めつきの悪例やないのかな。。。
民への発注は、官にとっての特別な権力の行使できるところ。。。公共工事の入札を取り仕切れる人たちは、業者から特別な接待をされたり、何とか入札価格のヒントを得ようとする営業攻勢にさらされる。。
この立場は、官ならアウトだけれど、民のふりをした官なら、グレーゾーンに持ち込める。。。ここが、URなどの天下り組織のうまみになっている。。。落札した企業に再就職なんて手もあるからね。。。
安倍政権は、先週、公共事業の入札で、女性の役員の比率が多い企業を優遇する。。。なんて、馬鹿なことを言い出した。。。
女性の活躍する社会を実現するためという、大義名分をお題目にすれば、価格が高くて、実績が無い企業でも、えこひいきしまっせ・・・と、公言して憚らないってことやないの。。。これって、あまりにも、フェアやないわな。。。
こんな発想が案として出てくること自体、官が発注する工事などの競争入札が、いくらでも、自分たちの思う通に、コントロールできるのだぞと、言っているのと、同じやんか。。。一番やったらあかんこと。公正が第一義である人たちが、一番、言ったらあかんことを、公言してしまう馬鹿。。。センスを疑うわ。。。
「策に溺れる」という言葉がある。政策というものが、いとも簡単に、世の中ではとても通用しないことを、我々は出来るのだぞ。。。という、力を見せつけることになっている・・・ってこと。。。この人達は、分かっているのやろうか。。。
筋の悪すぎる。こんな発言をするヤツを、のさばらせておいていいものなんかな。。。政治が「やらせ」までして、女性活躍社会を、演出することに、私は、「無理」と、「馬鹿さ」加減を見てしまうのやけれどね。。。
政治家や官僚達は、こんな安直なやり方ではなくて、本当に女性が社会で活躍するためにはどうすべきか。。。こんなことを、ちゃんと議論してないのやないかな。。。
保育園と幼稚園、小学校を一体化したような、子育ての負担を抜本的に軽減する制度で、女性の社会進出がもっと進むような仕掛け作りを、考えるのが、あんたらのお仕事やないのか。
やらせは、もうやめろ。。。アベノミクスで、もう、あきあきしたわ。。