国の臭いと物差し
白人の人たちが日本に来て昔、最初に感じたのが「たくあん」の臭いだったそうや。確かに大根の漬物の臭いって、結構、臭くて、嫌がる人も、日本人に増えてきたのかもね。。。
我々日本人が韓国に行って、感じるのがキムチの臭い。タイに行って感じるのが、ある魚のひものの臭いなんやね。。。
じゃあ、中国はどうかって言えば、「ザーサイの臭い」なんやね。。。ザーサイが60グラムもあれば、一日のご飯が食べられる。庶民の味にして、最も中国人が食べるのが、ザーサイなのやそうや。
中国共産党の一党独裁のおかげで、中国政府の発表するあらゆる経済の指標を、眉唾だと、言う人が多い。
自国民の正確な人口さえも、はっきり正しく統計出来て無い国が、GDPやらGNPやら、国際的な比較の数字を、堂々と発表しているけど、これらの数値って、ホントにちゃんと調べているのかと、疑う人が多いのやね。。。
中国人ですら、政府の発表する数字を、信用してない。経済成長が未だに7%も8%もあると、政府の大本営発表を鵜呑みにするしかないのやね。。。
ところが、ある経済学者が、ザーサイの消費量とか、売上とかを統計する案を講じたというのやね。。ザーサイを多く消費する地域には、実際に多くの労働者が生活していることになる。だいたい、ザーサイの消費量には個人差が少なく、誰でも一定のザーサイを毎日消費している。
だから、中国人のザーサイを消費する統計を作れば、どの地域に、多くの人間が生活し、どこの地域の人口が減ってきているか・・・これが、一目瞭然になるというのやね。。。
これ、本当の中国を示す数値としては、結構、あてにできる客観的な数値というのやから、お国変われば、物差しも変わるものやね。。。
このザーサイ経済学を見ていると、中国の成長は、やはり、急激にブレーキがかかっているそうや。今まで高度成長が続いてきて、その成長に慣れっこになっている。
ところが、アラブの産油国が、急激な原油の値下がりで、世界中のマーケットに投資していた資金を、慌てて回収しだした。世界の工場だった中国では、度重なるストライキに嫌気がさした欧米や日本の製造業が、ベトナムやミャンマー、インドネシアやカンボジアなどに、どんどん、生産拠点を移動させている。
つまり、沿海部の大都市周辺にあった、工場がなくなり、そこに務めていた地方から出稼ぎに来ていた人たちが大量に失業し、行き場が無くなっているのやね。。。
ところが、都市部での高い稼ぎを前提に生活している人たちは、田舎に戻らず、都市部に、ぶら下がり続けようとする。。。都会と田舎じゃ稼ぎに10倍以上の差があるからね。。。
だから、都会でザーサイとめしだけで、食いつないで、何とか都会に残れる方法を探す。。。こんな傾向があるそうや。。。何やら、ちょっと切なくなるような、ザーサイ物語。。。
中国って国は、ザーサイさえあれば、石にかじりついても生きていける国ってことなんやか。。。