コンペに無理がある
今週ようやく、新国立競技場のプランが決まった。A案かB案か。。。私ゃ、B案の方が立派でよく見えたけど、なぜか結果はA案に決まった。
この選定を巡って、森喜朗氏が、外観はB案の方がよく見えるって、言っちゃったみたいやけど、後から、思ったら、あれって、結局、出来レースやったのやないかって、噂も出て来ている。
元々のザハ案の観客席部分を受注していたのが大成建設。恐らく、建築資材やら、下請けの人員耐性ら、全部、準備、確保していて、それをひっくり返されたから、そんなの、余りにも、殺生やって、泣きついたのやないのかな。。。
1500億円もの建築物件を計画するとき、当然、いろいろな準備が必要になる。そもそも、こんなきついスケジュールで、一からデザインコンペやり直しなんて言われて、請け負えるところって無かったのやないのやろうか。。。
そこで、わざと、森喜朗氏に、B案が良いと言わせて、みんなが森氏の意見に反発するのを狙った、確信犯。。。そんな噂が立っているのやね。。。
私ね。そりゃ、賄賂や談合は困るけど、今の、日本の、コンペや入札のやり方って、世界標準を使って、公平公正に見せてはいるけど、もっと日本的なやり方って、有るのや無いかって、前から思っていたのやね。。。
役所で何か入札するときに、何かを納入する業者さんたちは、誰もがちょっと理不尽やと思っている経験は無いやろうか。。。見積をして、安い方が落札する制度が形骸化していて、現実問題として、注文されない場合が多いケースで、手間暇のかかる競争入札を喜ぶ業者なんて無いのやね。。。
まして、建築案件なんて、その内容を精査して打ち合わせを重ねて、原価計算して、下請け業者確保して、材料の確保にめどまで付けて、そこまでして、落とせなかったら、見積のために費やした時間や、費用は、全て無駄になる。。。
こんな役所の入札ルールにお付き合い出来るところは、余剰人員の確保出来る大手になっちゃう。。。この理不尽さがあるのやね。。。
逆に大手さんでも、大きい案件をスカ食らったら、大赤字になる場合がほとんど。。。入札成立させるために競争見積。。。これを義務づけてたら、マトモに相手に出来ない。。。そんな本音が無いやろうか。。。
となったら、営業は、どうするか。。。役人に、競争見積を書いてくれるところが無いから、その業者にどこか他の業者の少し高い見積を用意してくれなんていう、馬鹿なお願いをさせるのやね。。。
私、そんなルールを守るための不正。。。そこら中でやっていると思うのやね。。。政治家やら役人やらは、入札に応じるための苦労や費用負担まで、これっぽっちも考えてくれて無いからね。。。
恐らく役所仕事の多くで、こんな出来レースが演じられていて、結局、この前、お前の所が落としたから、今度は自分の所に落とさせてくれ・・・なんてやっとるのやろう。。。
この談合体制。。。けしからんと言うのは簡単やけど、入札というやり方にも、実は大きな決定的な欠点が、ここにあるのやないのかな。。。
国民の血税を使って作る今回のような大きな建築物件では、そりゃ、一円でも安く、でも手抜きで無いものが求められる。シビアな見積も必要やけど、公正さも必要やけど、それ以外の何かが、一番大事になってくるのやないのかな。。。
それは、国を代表した建物を作るという、プライドやわ。。。お商売でもあるけど、どこかの国のように、建築残土の山が崩れたぐらいで、鉄筋コンクリート製のビルがいとも簡単に、倒壊してしまうような、ちゃちな物を作るわけにはいかないわな。。。
工期の短い中で、これから大変やけど、是非とも世界に恥ずかしくない日本の顔を作る仕事にして欲しい物やね。。。
もう、これ以上工事を遅らせることは出来ない。だから、もういろいろごちゃごちゃ言うのは、終わりにしよう。。。決まったからには、それでいく。。。もう外野席の声なんて、気にしている余裕は無いで。。。