エンブレムは勲章や | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

エンブレムは勲章や

 年末も間際近くになって、やっと、今年もめにもめた東京五輪のエンブレムを選び直すコンペが締め切られ、選考作業に入ったそうや。。。


 前のエンブレムが、出来レースで選ばれていて、それも、似たようなデザインのパクリだという批判が出て、白紙撤回されたという、大失態。。。とても恥ずかしかっね。。。まさに、日本らしくない恥やった。。。


 今度こそ、そんなことがないようにと、公募の間口を拡げて、いろいろな人が、応募出来るようになったみたいやね。。。


 ただ、アメリカのデザイン関係者のユニオンのようなところが、日本の公募のやり方について、こんなやり方では、プロはやってられないと、切れたコメントを出していた。


 彼らに言わすと、何千点も応募された中から、たった一つ選ばれるようなやり方だと、プロのデザイナーたちは、負担が大きすぎるというのやね。。。


 1つのデザインを起こすのに、プロ達は、試行錯誤を繰り返し、様々なアイデアを検討し、時間とお金をかけて応募する。それが、いとも簡単に門前払いを食らってしまうのは、余りにも、リスクが高すぎる。。。そうなりゃ、誰も優秀なデザイナーはこんなコンペに参加しなくなると、言いたいのやね。。。


 私は、彼らの言うことも、もっともだと思う反面、逆に五輪のエンブレムのようなお仕事は、ビジネスではなく、ボランティアであり、その採用は、名誉でしかない類いのものであると、考えるべきやと思うのやね。。。


 もともと、応募作品の使用許諾権とかはIOCやJOCが持つのやろ。このマークを使ったロイヤリティは、五輪大会の運営費の一部に使われる。。。つまり、ビジネスやないわな。。。


 プロのデザイナーの人たちは、いろいろな実績が名詞に載せられ、プロフィールに書き加えられることによって、名前に「箔」が付く。そして、この箔によって、次の美味しいビジネスが転がり込む大きな機会に恵まれることになるものや・・と、思うんや。。。


 今の拝金主義のような世の中は、何でも金にならないことはしない人ばかりになつている。。。でもね。。儲けになる事と、儲からないけど、今、すべきことは別やわな。。。お金儲けも大事やけど、その人が生きているうちに、「何をなしえたか」これで、人の価値とかその人の功績とかは評価される。。。


 五輪のエンブレムはまさにこれや。。。別に大御所のデザイナーさんが、嫌なりゃ、応募しなければ良いだけ。。。ビッグネームのデザイナーという肩書きだけで、お商売出来ている人たちより、若くても、これからの人たちが、世の中から、「見つかる」機会になっても良いのやないのかな。。。


 それより、今度のことでは、壁の向こうで、こそこそと、当選作を決めていた選考のやり方が、世の中から、「駄目出し」されたと見るべきろうね。。。今度こそ、誰が見ても納得できる公平なやり方で、新しいすばらしいエンブレムが、きっと出来るやろう。。。


 今度は文句ばっかり、言うのやなくて、そのエンブレムを付けた五輪グッズを、みんなで買って、東京五輪の運営を国民全部が応援できるような大会に出来たらええね。。。