緊張緩和の年? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

緊張緩和の年?

 ぼちぼち、11月にもなってくると、今年の流行語大賞とか、10大ニュースなどに関する記事が出てくる。


 アジアでは、中国が、南沙諸島やら、尖閣諸島で、阿漕なことをやり出したり、軍事パレードで、周辺国を威圧するようなことを、平然とやり出したり、緊張が高まった年やなかったのかな。。。


 それとは逆に、例えばあの米国がキューバと国交回復わして、経済制裁を解除するとか、中国と台湾の代表が会談するなど、半世紀ぶり近くにもなるデタントの流れも出て来た。


 特に中国と台湾の接近は、我々アジア人にしたら、中国共産党の前身である八路軍に、蒋介石の国民党軍が、大陸を追い出された時代以来の対話だから、少し驚いた、


 何しろ、中国と台湾は互いを47年間も認めない同士。。。一触即発だった台湾危機の時代、米軍の空母が戦争に備えて台湾海峡に出パッた時代もあったからね。。。ちょっと意外な感じに映る人もいるやろう。。。


 でもね。今の馬英九総統って、もともとの台湾出身の内省人やなくて、蒋介石と一緒に後から台湾にやってきた外省人。。。中国本国にシンパシーのある人だから、中国寄りの政策をするのやね。。。


 逆に8割の内省人は、中国と一緒になりたくない派。。。どんどん台湾が、中国の一部に取り込まれてしまうのではないかを、恐れている人たちなんやね。。。


 もし、中国に台湾が取り込まれるような事があれば、他の国に出たいと思っている人が多いのやないかな。。。その予備知識を持って、今度の中台会談を見れば、いろいろ判ることもある。。。逆に台湾が中国を良いほうに、変えるためのきっかけになる可能性もあるからね。。。


 ここで、意外と知られてない事がある。それは、シリア問題や。シリアって遠い国やと思っていたら実はアジアにつながっているのやね。。。もともとのシリア国民はユーロ圏へ難民として押し寄せている。この人達はいつ母国に戻れるかも判らない。。。


 シリアの政治勢力の構造は複雑で、現政権を支持するロシア。現政権と対立するシーフ派、スンニ派。。。アメリカはこっちの身方。。。そして、この両方が手を焼いているのが、国内を席巻しているIS・イスラミックステート。


 ロシアが現政権を親ロシア政権にして、傀儡政府にすることをもくろんで、徹底的にISの拠点を空爆で叩いている。。。そのISがユーロとは逆の東に逃げて移動しているというのやね。。。


 ユーラシア大陸は地続きだから、東へ逃げたISはきっと、中国の新疆ウイグル自治区までやってくる。シルクロードが絹の道ではなくて、血の道になるのではないかと、言う人もいるのやね。。。


 となれば、中国は、南沙や尖閣ばかりに血眼になっている余裕なんて無くなるのやね。。。西から来るISに対抗する勢力を国の西に配備しなくてはいけなくなる。。。ところが、これにまだ中国は気づいていないのやね。。。


 中国という国は人民解放軍の費用負担が莫大に大きい国や。その多くは自国内の治安維持にかかるお金。。。広大なウイグルの国境警備には、これまた莫大な人員とコストがかかる。。。まさに、それどころではない状況にきっとなる。。。対岸の火事ではなくなるというのやね。。。


 地球の上では常に、緊張の緩和と、逆に緊張の高まりが繰り返すことが起きる。これから、きっと中国は、図体の大きさを悩む事が多く起きる。。。


 昔からの漢民族、モンゴル民族、チベット民族などの全支配地が中国だ。。。この死守が、国の優先事項だと言っていられるのは、いつまでか。。。もう、大中国にも、崩壊の兆しが、少しずつではあるけど、出て来ているのやないのかな。。。