わが子保険金殺人のグレー解決
今から、20年も前に、大阪の東住吉区で起きた事件。自宅に放火して、小6の娘を焼き殺して、保険金を騙し取ろうとした事件。
母親と内縁の夫が逮捕されて、2人とも、人でなし・・・なことをする極悪人だとして、終身刑が言い渡され、20年間も服役されていた。
ところが、この事件の被告弁護人が、供述調書通りに、自宅のガレージにガソリンを7リットルも撒いて、それに、もう火が着いていた風呂の種火を引火させようと、何度も再現しようとしても、再現不可能やと言うのやね。。。
7リットルもガソリンを車庫内に撒くと、撒き終えるまでに、ガソリンが気化して、先に引火してしまうから、火事に出来ないというのやね。。。
ところが、この事件、犯人は、自供して、家に放火して、娘を殺そうとした罪を認めている。取り調べが強引で、嘘の証言をさせられた。。。調べのときと、裁判の時で、被告の供述は、180度変わっているのやね。。。
つまり、どちらが嘘か本当か、もう判らなくなってしまっているのや。。。内縁の夫が朴という朝鮮半島出身の人だからって、警察やら、検察は思い込みで犯人をでっち上げることは、したらあかんこと。
疑わしきは罰せず。。。日本の法律には、冤罪を作らないように、二重の歯止めがあるはずなんやけどね。。。
自白に偏中して、事実確認を疎かにした。。。こう大阪府警の人は批判させられても仕方ないやろうね。。。
ただ、今までの裁判所の例を見ると、再審が認められたケースでは、ほとんど、無罪が言い渡されているのやという。
だから、多くのマスコミは、20年ぶりに釈放された元犯人たちに、好意的な報道をしている。権力に批判的な新聞ほど、扱いが大きい。。。
ただ、見誤ったらあかんことは、この人達は、グレーだってことなんやね。クロでは無いかもしれないから、刑罰を停止させただけ。。。事実は闇の中になってしもたってことなんや。。。まだ、無罪判決は出てない。。。
私ね。。いくら、取り調べがきつくても、わが子を殺したことを、認める親があるものかって思うのやね。。特に母親は、自分のおなかを痛めた子。どんな子でも、わが子を、かわいく思わない親の方がまずいないと、信じたいのやね。。。
内縁の夫がやりよったことを、お母さんの方が、かばっているとか、わが子に対するすまないという感情の裏返しが、自分の服役によって、償われている・・・と感じているか。いろいろなことは想像出来るけどね。。。真実は判らん。。。
そのあたりの事実関係は、ご本人の心の中のことだから、判らないけど、この何か複雑な心理状況が、この真実の究明を妨げているような気がしてならんのや。。。
内縁の夫だった、朴という男は、自分の偽証で、迷惑をかけたとまで言っている。。。女の人と共謀したと警察には言ってたのやろうね。。。それが、単独犯行だったと、言い直したいのかな。。。この言い方だと。。。
もし、この火事が事件では無いとしたら、失火とかの事故ってことになる。となると、かけていた保険との整合性なんかも疑われてくる。
この事件で本当に人生を狂わされた被害者は、実は、事件当時わずか8才だった、この家の長男の子やろう。母親と父親代わりの男性が、突然警察に連れて行かれたまま、20年間も、親戚に助けられて育った。。。
この子にとっての、その20年間は、何やったのかね。。。もう戻ってこない母の居ない生活は、その人の人生まで、ごっそり、持って行ってしまいよったのやね。。。その20年間はもう戻ってこない。。。
人が人を裁くことの罪深さを、思い知らされる。そんな事件やったのやないのかな。。。