マイナンバーの落とし穴
よくよく考えてみれば、このマイナンバーの法案が国会で決まった時は、民主党政権やった。税金の公平負担を言い訳にして、実は、国家が、国民の財布の中を自由にチェックできるという、極めて、社会主義的な思想が満載のこんな法案。よく通ったね。。。
当時の雰囲気では、こんな法律ちゃんと施行されるはずがない。という空気やったのに、いよいよ、来年1月から施行となったら、なかなかよく出来た制度のため、いや、よく出来すぎた制度のため、予想外の事態が起こらないか。。。こんな懸念が出てきたのやね。。。
まず、マイナンバーの管理が厳格に施行されると、国民の所得が税務当局に完全に掌握される。公務員や大企業の社員さんなんかは関係無い事やけど、中小企業に勤める人、パートで働いている人、アルバイトの人たち、ワーキングプアーな人たちにとって、仕事を掛け持ちしている人にとって、このマイナンバーは、ばっちり所得が掌握されることになるから、いろいろなトラブルが予想されるのやね。
昼間OLをしていて、夜にアルバイトでホステスをしている人なんかも、マイナンバーが出来ると、会社に副業、兼業がばれてしまうから、夜のお仕事を辞めることになる。となると、この業界が人手不足になるのやね。。。
パートを掛け持ちしていて、実は、親から相続した古い家を他に貸して、家賃収入があった人。今までは低額だったから、税務署にばれなかったけど、今度はパートの収入と不動産収入が合算されるから、確定申告して、税金が高くなるなんてケースもあるやろうね。。。
お金持ちの人たちは、国に資産を掌握されるのを嫌って、カナダやシンガポールなどに、思い切って移住するなんて人も出てくる。富裕層の日本からの流失は、国の経済にとって、大損失になりかねない。。
税の公平負担という、大義名分はええのやけど、これをあまり厳格にやり過ぎると、いろいろなしわ寄せも出てくる。富裕層は、金融機関にお金を預けるメリットがなくなって、自宅に大きな金庫をこさえて、現金で資産を持とうとするやろう。
となると、銀行や金融機関、証券会社など、税務署とつながっている所から、どんどん資金が引き出されて、日本の経済が危機的に縮小する可能性だってある。
預け入れ資金が激減した金融機関は、政府にきっと泣きつく。。。そして、あまり、マイナンバー制度を厳格に運用しすぎないような流れがきっと出てくると思うのやね。。。景気も急速に落ち込んだら、マイナンバーは、恐らく大悪人になっちゃうのやないかな。。。
法律が国民を縛り付けすぎると、どうしても、国民の自由裁量の部分が制限されてしまう。そうなりゃ、頑張っても、どうせ同じ。。。頑張るのが阿呆らしくなった国は、どんどん衰退する。。この流れに、日本がならないと、誰も断言出来ないのやね。。。
何でも、お上の言うことを信じていれば安心な時代ではないわな。。。今は。。。国と言うより、一握りの高級官僚たちが、思い描くような画一的な日本に、なってしまったら、日本はえらいことになる。
社会というのは、ある程度の曖昧さや、振れ幅があるから、うまくいくもの。何でも国が主導して、厳格な国民管理をする世界になったら、とても息苦しい社会にならないか。。。この国の主人公は官僚たちやなくて、国民なんやで。。。