日本は本当に悪かったのか? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本は本当に悪かったのか?

 我々の世代が歴史の時間に習ったのは、確か、「南京事件」という名前やったかな。それも、1975年以降の教科書に初めて載った。。。


 日本が中華民国の国民党軍と、戦っていた時に、日本軍が元首都だった南京市街地に入城するとき、多くの犠牲者が出たというものやった。。


 当時、蒋介石の国民党軍は、南京から逃げるときに、多くの地元の民兵を置き去りにしたと、言われるのやね。本隊が逃げた後も、残った民兵は、一般人のふりをして、日本軍を殺そうとする便衣兵となって、今で言うゲリラ戦をやったのやね。


 軍服を着ていない兵がいきなり銃を撃ってくるから、日本軍は、一般人と軍人の区別が付かない。ある意味、南京市民を虫けらのように、自分たちの隊を逃がすための、人間の盾に使いよったような、卑劣な作戦やったのやね。。。


 困った日本軍は、南京に日本軍本隊が入ってくるのを遅らせて、逃げるのを待つことまでやっている。一般市民に、早くお逃げなさいとおふれまで出してね。。。


 多くの南京市民は、戦争に巻き込まれるのを恐れて逃げ、日本軍の入城時には、あまり人も居なかったという記録が日本側にはある。


 ただ、戦争だから、全てそんな訳でも無く。多くの民間人が便衣兵と区別が付けられず殺された。日本サイドも多くの犠牲者が出てしまったことを認めているし、日中国交回復の際に、毛沢東ー田中の間での謝罪もあったし、中国もこのことを問わない約束もしている・・・。まぁ、蒸し返しているけどね。。。


 南京事件に関して言えば、日本と中国の主張の主な差違は、被害者の数や。日本側が42000人程度と、しているが、中国側は東京裁判の際に、蒋介石率いた国民党軍は20万人とぶち上げた。


 当時の南京の人口は30万人程度と言われていて、戦争を逃れるため10万人は逃げていて、多くともこの時の人口は20万人になっていたとされている。


 後に、中国は、この被害者数を10万人増やして30万人に増やしてきたけどね。。。まぁ、当時、中華人民共和国はまだ成立していないし、そやのに、被害を大きくするのは、明らかに蒋介石のやったプロパガンダが中国にとって、「使える」カードやと感じたかんなんやろうけどね。。。


 ただ、五十歩百歩という言葉がある通り、被害者を少なく見せたい日本と、多く見せたい中国。。。この論争は、はっきり言って不毛や。一般人の被害者が結果的に出てしまった以上、日本は謝るしかないもんな。。。


 まして、日本は、未だに戦敗国の屈辱から逃れられない。国連がそもそも、戦勝国クラブ化、核保有国クラブしていて、何をするにも、常任理事国の拒否権が強大過ぎて、他の国が、その他大勢でしかないこと。。。この体制は、恐らく変えられない。。。


 日本が本気で国連改革なんて唱えても、そんなの通るあてがまったくない。。。こんな絶望的な状況があるのやね。。。


 我々日本名人は、何かにつけて、戦後、日本が悪かったことに、され続けてきたのやね。戦敗国というものの辛酸をずっとなめ続けて来たと言っても良い。。。なぜか。それが世界のパワーゲームの中でのルールにされてきたからや。。。


 この議論になると日本は、いつも孤立するしかない。。。だから、世界中の国が、日本人が、日本のことを、正当化したり、日本は悪くなかった、いた仕方がなかった・・・なんて言おうものから、総攻撃されてしまう。。。


 同盟国のアメリカや西側諸国でさえも、日本の敵に逆戻りしてしまうのやね。。。それは、日本が悪い事にしておかないと、例えばアメリカが落とした広島・長崎の原爆投下、東京をはじめとする無辜の一般人への無差別攻撃を正当化出来なくなるから。。。そんな理屈なんや。。。


 似たような事が、中国にも言える。中国には、いろいろな民族が居て、清の時代には満州民族。モンゴル帝国の時代には、北方のモンゴル民族が国を支配してきた。そして、今の中華人民共和国は漢民族の中国の時代。。。このことが、大変重要なんやね。。。。


 今の漢民族は、中国という大きな国を支配、統一するために、いろいろえげつないことを、平気でやってきている。チベット民族の迫害などは有名やけど、新疆ウイグル自治区や、中国の西方の地方では、都市部から大量に漢民族を移民させて、その地方を牛耳ってきたのやね。。。


 そのために、何千万人単位もの、粛正をしている。ある意味ドイツがユダヤ民族を滅ぼそうとしていたことと、似たような事を中国は国内でやっとる。。。これに負い目がある。


 地方でデモが頻発したり、いろいろなところで自爆テロが起きているのも、地方の役人や支配者階級は漢民族。もともとそこに住んでいた民族は、力で漢民族に屈しているだけ・・・という、お家の事情がある。。。


 なかなか、外国まで報道されないように、報道管制は敷いているが、ぼちぼち、ネット社会が進んで、臭いものに蓋が通じなくなってきた。。。そんなところがある。だから、日本という、共通のヒール(悪役)がなくてはならないのやね。。。


 ちょうど、日本人が力道山の相手のブラッシーを悪役にしたプロレスショーに歓喜していたのと、同じレベルのお話や。。。


 ただ、中国の人たちも、いつも見せられている反日ドラマに辟易してくる頃やし、爆買いで、実際に日本に来て、中国政府の言っている嘘に気づく人も増えてくるやろうから、この手はあまり通じなくなってくるのやろうね。。。


 となると、今度は全国的な漢民族の中国共産党一党独裁支配に、矛先が向くことになる。。。中国政府が最も恐れているのは、そのことなんやね。。。ここに、日本の付け入る隙がある。。。


 日本は、被害のあった国に、申し訳なかったという気持ちを持ち続ける宿命を背負ってしまっている。安倍さんの将来の世代に、謝らせたくないというのは、私は無理やと思う。


 ただ、卑下するだけやくて、申し訳なかったという気持ちは忘れずに、我々の世代以降は、戦争なんて馬鹿なことをしないように、しましょうと言えばええのやね。。。


 日本も、「謝ったら、損」なんて、心の狭いことを言わずに、もっと前向きな関係にしましょうと、言えばええだけのこと。。。相手に許してもらうには、こちらも、相手の言うことを受け入れないと、なかなか、うまいこといかん。。。


 日本人は人混みで、人とぶつかったときに、すぐに「すみません」と言う国民性なんやという。こんな国は世界では珍しいのやとも聞く。。。謝ったら、負け。。。この価値観やなくて、自分から謝ることで、穏便に済まそう、事を荒立てないでおこう。。。これが、日本人のええところやないのかな。。。


 全部が全部、これをやると、日本人はなめられてしまうからあかんのやろうけど、相手のことを思いやる気持ち・・・の本質は、国が変わっても変わらない。。。


 この問題、もっと、日本的な解決方法がありそうな気がするのやけどね。。。