TPPの本質は仲間外し | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

TPPの本質は仲間外し

 日本でも侃々諤々の議論がわき起こったTPP。難産ではあったけど、何とか合意にこぎ着けたね。頭髪が真っ白になった甘利大臣のガンバリもあったのやろうけど、よく、利害のぶつかる国際社会で、難しい合意にたどり着けたものやね。。。甘利さん白髪でアピール得したかもね。。。


 それにしても、TPPって、結局何なんやん。。。って言ったら、オバマ大統領がTPP決着時に、行った会見での発言が全て・・・という感じかな。


 世界の貿易ルールを中国主導にはそせないぞ。。。この米国の本音がむけむけになっていた。現在の自由主義貿易体制に、後から来て、美味しいところ取りばかりしている、独裁国家・中国の思う通りには、させないぞ。。。この敵意のようなものがむき出しになっていたね。


 一言で言えば、中国政府が為替を好き勝手に操作して、自国製品の輸出に有利にしている行為。。。これが、自由主義国からしたら、アンフェアな行為に見える。。。ということや。。。


 世界の経済的な秩序を無視して、国策会社がライバル国の産業を根こそぎ奪ってしまうようなやり方に、NOを突きつけたかった。。そう言えるのやないかな。。。


 これからは、TPP加盟国からの製品は優遇した関税になる。非加盟国からの製品には高い関税が掛けられるから、加盟国間の貿易は拡大し、そうでない国との貿易は縮小することになる。


 これって、よく考えてみれば、子供の遊びに例えるのもナニやけど、誰と遊ぶかの「仲間外し」のイケズなんやね。。。見方を変えると。。。

中国のように、巨大な市場を持つ、政治的に一党独裁国家は、自国経済まで、意図的に「えこひいき」できる。


 ところが、市場経済の自由主義国家は、相場や、競争によって、物事が決まるという、外せないルールがある。このルールに共産主義国をただ乗りさせない。。。アメリカの意図は、まさにそこにあるのやね。。。


 TPPは実は、日本が入らないと、絵に描いた餅になった可能性が高い。市場規模が大きい国が入らないと、全世界の1/3の経済規模とかにならないと、スケールメリットが出てこないからや。。。


 このTPPというバスに乗り遅れた国は、恐らく、必死になって加盟国入りを目指してくるやろう。。。でも、そんなに簡単に現加盟国が「ただ乗り」許すはずもない。


 恐らく加盟のためには、その国にとって大変厳しいハードルを突きつけられることになる。例えば韓国は、いろいろな国と個別にFTAを結ぶ戦略で、スマートホンや韓国車、電気製品の売上を伸ばしてきた。。この戦略も、これからは、他の国との厳しい価格競争にさらされることになり、一人勝ちできなくなる。。。


 逆に今まで、「抜け駆け」してきたサムソンやLGは、恐らく大打撃を食らうことになるのやないかな。。。自分の製品だけ関税無し。。。これで売れない訳がなかったからね。。。