「前のめり」な日本人
明治維新以降の日本人って、鎖国を解いて、世界の流れが判ってくると、随分、意識が変わったと思うのやね。今まで海外の状況は、長崎の出島などに来る渡来人からしたら得られなかったからね。。。
明治の新政府の人が世界を見た時、日本の周辺国が皆、列強たちの植民地になっていた。このままでは、日本も、食い物にされるのではないかという恐怖から、急速に、富国強兵策を採って、列強たちに蹂躙されない国になろうとしたのやね。
その時、周辺国のようにならずに、支配する方になろうという気持ちになった。つまり、アジアの他の国を日本より、下に見る考え方が、有ったことは間違い無いやろう。。。
脱亜入欧。。。亜細亜を日本だけが脱して、欧米に習って、強い国になろうとした。この時に感じた考え方が、大東亜共栄圏の発想になって、アジア諸国を侵略した。これも、間違い無いやろう。
例え、日本のやり方は、列強の国のように、略奪型の植民地政策をしなかったと、いくら言っても、戦争で、勝てば官軍、負ければ正義ではなくなる。悔しいけどね。。。
ただ、その悔しさを日本は、経済発展によって、晴らしてきたとも言えるのやないのかな。日本人は頑張った。そのおかげで、昔で言う、一等国の地位を得た。。。
中国に抜かれるまで永く日本は、米国に次ぐ経済大国の地位を謳歌してきたのやね。。。ただ、最近、その勢いは、だんだん落ちてきていることは、否めない。。。
十分に豊かになってしまつた日本は、次の目標のようなものを見つけられず、永く成長から遠ざかってしまった。少子高齢化は進み、人口が減少する国になってしもた。。。
このあたりが日本人の心に、微妙に影を落とす大きな原因になって来たのやないのかな。中国にキャッチアップされ、アメリカとともに、日本の世界における相対的な地位は、下がりつつある。。。残念ながら。。。
貧すれば鈍す。。。中国や韓国との仲が良くなくなってきたのも、ひょっとしたら、日本人の気持ちが、あまりゆとりがなくなって、相手を寛容な気持ちで許すという、部分が、だんだん減ってきたのが、原因なのかもしれないのやね。。
ここで、日本は、ちょっと立ち止まって考えないとあかん時期になってきていると思うのやね。。。今のままやったら、じり貧や。。。どうしたら、あと100年、200年先も、世界の中で、輝き続けられる日本に出来るか。。。
幸い、日本の海外への債権は世界一や。その蓄えは一朝一夕に出来たものやない。問題は、テーマ探しや。安倍さんは、「一億総活躍社会」なんていう、ことを打ち出している。。
お年寄りになってもまだ活躍の場があって、生きがいを持って生きられる社会。ある意味、リタイヤや、隠居する人たちに、もっと頑張ってもらやうというような、政策のようにも取れる。。。
年寄りをこき使うな。。。なんて言う人もいるけど、動ける人、元気な人が、昔に比べれば多くなったのもホント。。。少子高齢化のうち、少子の方は、福山雅治の結婚ブームが来たぐらいでは、変わらないやろうけど、高齢化の方は、まだまだがんばれる人たちを、活用出来たら、その分だけ、経済が、手っ取り早く、上積みになる。。。これ、意外と、よく効く特効薬になる可能性になるかもね。。。
日本人の心持ちを時系列で見てみると、随分、波瀾万丈の歴史を作ってきている。振り返るのは後でいいから、前だけ向いて走ってきた感のある日本。「前のめり」の気持ちが、昔も今も、日本人に求められて来たキーワードのような気がする。
きっと、明日は素晴らしい。。。何やら、歌のセリフのようやけど、これ、大事な事やね。。。しみじみ。。。