二条城駐車場問題
これからの京都は、秋の観光シーズンの本番を迎える。ただでさえ、紅葉のシーズンなんかになると、京都の観光地近辺の道は大渋滞になるのに、今年は、それに輪をかけるように外国人の観光客も多いみたいやね。
団体さんが京都に来られると、どうしても足りなくなるのがバスの駐車場。特に、戦災を受けず、街がそのまま残った京都は、道路の道幅が狭く、バスの駐車場のあるホテルは、意外と少ない。
そこで、市は二条城の前に、昼夜間使用可能なバス駐車場を設けているのだが、如何せん、そんなに多い台数のバスは駐められないのやね。現に駐車出来ないバスが、郊外の不便なところまで回されているみたいなんやね。。。これでは、国際観光都市が泣くで。。。
二条城の管理は京都市だから、このバス駐車場不足を何とかしようと、京都市は、二条城の内側にバス駐車場を作ろうと計画したのやね。
現在、二条城の正面入り口である東大手門の前には、北側に乗用車用のパーキングが216台、南側にバス駐車場が30台分ある。
これを乗用車120台、バス10台にし、二条城の敷地の北西部に新たに、バス専用の駐車場を作ろうとしたのやね。。。台数減らして、東側で、何かしたいのかな。。。舗道でも拡げてくれたらええのやけれどね。。。
ところが、この計画を実施すると、城内の130本もの樹木を伐採しなくてはいけなくなる。これに反対した人たちが2250名分の反対署名を集めて、市に持って行った。周辺住民からしたら、そんなに多くのせっかくの樹木を切ってしまうなんて。。。という感情やわな。。。
私、思うのやけれど、この駐車場計画の裏には、京都市駐車場公社という、京都市の役人の、天下り団体の影が見え隠れするのやね。。。
というのも、普通、バス駐車場を増やしたいのやったら、今の堀川に面したスペースを全部、バス専用にする方が、よっぽど、効率が良くなるやんか。
堀川通に面した歩道部分を思い切って取っ払って、その代わりに二条城の東側の歩道を少し拡げれば、バスも東西方向に、けっこう、たくさんの台数の駐車が可能になる。
もし、計画通りに、バスの駐車場を二条城内にこさえようとしたら、どうしても北門の形状を変えて、大型車が通行出来るようにしなくちゃいけない。その点、乗用車なら、そんなことも要らない。
乗用車の駐車場なら、バスに比べたら、遙かに融通が利くから、伐採しなくてはいけない樹木の数も、かなり減らせるはずやないのかな。。。
じゃなぜそれをしないか。それは、今の二条城北東部の乗用車用の駐車場が、この京都市駐車場公社の管理になつていて、それを動かすのがなかなか難しいからやないかと、思うのやね。
税金でなく、観光客や市民から集めた駐車料金で運営している組織だから、貸し主の京都市の言いなりには、なかなかなってくれない。。そんなことなんやないかって、予想されるのやね。。
でもね。公益って、誰がどう考えてもあるわな。つまらないと言っては失礼やけど、小さな利権を守りたいために、正論が曲げられてしまうのは、理不尽としか言いようがない。。。
二条城は、江戸幕府が大政奉還を行った、日本の歴史上も大変、重要な場所。。。その真向かいのホテルがマンションになるのも、ダメ出しした京都市は、バス駐車場のような基本的な観光インフラで、思う通りのことが出来ないって、何やねん。。。って、思うわな。。。
堀川通に並ぶ大型バスが駐車した隊列は、京都の観光産業のバロメーターでもある。さすが、京都と呼ばれるような、世界一の観光都市として、恥ずかしくないような、そんな結論が出たら良いのにね。。。統合して、廃校になった小学校の用地なんかも、街中にはいろいろある。地域の理解を得られれば、有効に活用出来ることにもなる。是非とも、知恵を絞って欲しいものやね。。。