職業差別の本音と建て前 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

職業差別の本音と建て前

 人を身なりや職業で差別してはいけない。これは、当然といえば当然の社会のルール。ただ、これには、多くの建前が存在しているのやね。


 先日も、SKE48のアイドルをやってい松村なんちゃら・・という人が、実はアイドルになる前に東京でキャバクラでアルバイトをしていたことを告白していた。


 そういえば、日テレの女子アナさんが、内定をもらってから、キャバ嬢のバイト経験があることがばれて、内定取り消しするのしないのって、もめてたね。。


 人は建前で、職業差別はしてはいけないと、言うけど、実際、就職や結婚など、人生の節目を迎えた面接とか、縁談とかの世界では、厳然とした色眼鏡で、見られてしまう現実問題に直面する。


 特に、風俗産業とか、酔い客に身体を触られる可能性の高いホステスさんや、コンパニオンさん系のお仕事の経験者は、まぁ、就職やら縁談の時に、このことを正直に告白する人はまあいない。


 探偵社とか、興信所とかが無くならないのも、離婚や浮気調査ばかりがメインのお仕事ではなく、このような身辺調査とか、ご近所での聞き合わせとかをやってほしいという需要がまだまだあるからなのやろうね。。。


 人権問題とかを問題にする前に、普段から、何を調べられても平気な生活をおくっている人は、何も心配する必要は無いのだけれど、普段の生活の乱れを隠して、この時だけ乗り切ろうとする人は、どうしてもぼろが出る。。。


 ただ、人にはいろいろ事情というものがある。自分が働かないと家族の生活が支えられなかったり、親の借金を頑張って返すために、不本意ながら、そんなお仕事に手を染めなくてはならない人もある。


 その人だって、幸せになる権利はあるわな。。。


 戦後を生きてきた日本人は、貧しかった。でも、だんだん豊かになって、三種の神器(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)3C(カー・クーラー・カラーテレビ)の時代を過ぎて、家庭にいろいろなものが揃いだして、でも、そんなのとは、まだ無縁の人もいて、極めて社会的格差の少ないと言われてきた日本も、今では格差社会と言われている。


 まぁ、他の国の人からしたら、贅沢な悩みかも知れないけど、日本人が豊かになってくると、どうしても、人に勝ちたい。人より良い生活をしたい・・・という気持ちから、人を自分より下に見下したいという、邪な気持ちがむくむくと出てきてしまうのやろうね。。。これが、差別やいじめ・・になる。


 これは、恐らく、人間の性やわ。。。いくら、これがダメと言っても、心の奥底から沸々とわき上がってくる、どす黒い感情。。。これは、もちろん、良識ある人は、外に出すことはないのやけれど、心の中では思ってしまうことなのかも知れないのやね。。。


 これに、あまり真っ正面から立ち向かってしまうと、いろいろな意味で軋轢が生まれてしまう。本音と建前をうまく切り替えて、多くの人は、うまく世渡りをしている。。。寂しいことなのかも知れないけど、これが大人ということなのかも知れないね。。。