異なりを認め合う勇気 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

異なりを認め合う勇気

 中国で犬の肉を食べるお祭りのニュースが報道されて、それを食べない文化の人たちが驚いている。まぁ、日本人は、犬は友達か家族のような扱いと考える人が多いからね。。。こんな肉まで食う中国人に、我々日本人は、普通は驚く。


 オーストラリア人が鯨の肉を食べる日本人を異常者呼ばわりするのと同じかな。。。オーストラリアの原住民族が地中の何かの幼虫を生で食うのも、見て、我々は気持ち悪いと思うけどね。。。


 まぁ、所変われば・・・食文化が変わって当然。アラスカのイヌイットがアザラシの内臓を生で食べているのを、我々は気持ち悪くて、正視できない。。。我々は、ついて行けないのやね。。カタツムリを食うフランス人も、最初はみんな大驚きしたはずやからね。。。


 江戸時代の日本人も牛や豚を食う欧米人を理解出来なかったように、まだまだ地球上には、我々が乗り越えられない食文化の壁が存在するのやね。。。


 でも、私ね。。。大事なことは、自分とは異なる食文化を持つ人たちのことを、差別したり、非難したりしないこと。異なりを認め合うことに他ならないと思うのやね。。。


 文明は混じり合って、その差がだんだん無くなっていく。長野県の人が蜂の子とか、イナゴの佃煮とかを食べるという食習慣だって、だんだん薄れていって、多くの子供たちは、普通にそんなものが気持ち悪く感じる。


 鯨肉だって、戦後の食糧不足とか、タンパク源不足のために我々の世代は給食で食べていたけど、もう反捕鯨の運動が拡がって、流通しなくなったこともあって、今では食べたことの無い子供がほとんど。。。

我々だって食べようと思えば、けっこう高いお金を出さないと口に入らなくなった。。。


 つまり、人種的な食文化の差なんてものは、時と平和が解決していくもの・・・なのかも知れないのやね。。相手のことを尊重し、知り合えることが続くと、みんな相手の良い部分は真似し、悪いところは真似しないようにしようという、優性遺伝のような現象が現れるのやね。。。これが、文化文明の衝突を緩和する効果に優れている。


 多くの先進国は、戦争の愚かさをさんざん経験し、発展途上国がこれから経験するであろう、争いごとを制止、抑制する方向に向かわせることに努力するやろう。これが出来なければまた戦争して、懲りないと仕方が無くなる。


 つまり、戦争の愚かさを知った国は、ある程度の力を維持し続けてくれないと、国が没落していけば、その後に起きる大きな諍いを止められないと思うのやね。。。


 早く平和のありがたさを知った国は、それを他の国に拡げる運動に頑張ってほしい。国連のような組織が、そこまでの役割を担えるかどうかは、まだまだ力不足だとはおもうけど、少なくとも相互理解の出来る場があることは大事や。。。


 異なりを認め合う勇気。日本は少なくともこれを知っているのやないのかな。。。