地ソースってあります?
何かの用事で地方都市に行くと、結構面白いのが、普通のスーパーで売っている商品の違いなんやね。秘密のケンミンショーなんかの番組は、この違いをうまいこと、番組にしているけど、私がちょっとこだわるのは、ソースなんやね。
大手のスーパーで売っているものは、同じもの・・・ってことが多いけど、その中でもウスターソースやお好み焼き用のソースなんかは、いろいろ地方色が出ていて、結構、面白い。
全国で一番売れているのは、関東のブルドックソースなのやそうや。ただ、この数字は、大阪のイカリソースを傘下に入れたから首位になっただけ。実質一位は、広島のオタフクソース。そして、三位が名古屋のカゴメなんやて。何か意外な感じがする。カゴメが1位とばっかり思っていた。。。
その地方の少し大きなスーパーへ行くと、その地方で売れている「地ソース」に巡り会える。地酒や地ビール、地醤油ぐらいは、いろいろあるのは知っていたけど、ソースまで、地ソースがあるのかは、余り知らなんだ。
そこで、ちょっと、京都の地ソースを調べてみた。私の実家は昔から運送と倉庫をやっていて、アサヒビールとか日本酒とか醤油とかいろいろな調味料を預かって、配達していたので、家に引き上げられた空瓶の山があって、この山で遊ぶのが子どもの頃の日課だった。
そこで集るのが、一升瓶の蓋である王冠。この王冠をいろいろ集めて楽しむというのが、少々貧乏くさいけど、面白かった。京都と滋賀の卸問屋さんから帰ってきた一升瓶は木箱に入れられていて、この空瓶なら、子どもの力でも持てたのやね。。。
思い出せば、その頃から蛇の目ソースやら、ツバメソースやらの王冠はよく見ていた。少し酸っぱいような、何とも言えないような香りがしていたのやね。。。以下は京都の地ソースの一覧です。
ヒロタソース・・・京都市北区紫野
オジカソース・・・京都市山科区勧修寺
ツバメソース・・・京都市南区東九条
パパヤソース・・・宇治市大久保町
蛇の目ソース・・・亀岡市篠町
アジロソース・・・京都市中京区壬生
京都でソース会社がたくさんある理由は分からないけど、きっとお好み焼きとか、串カツとか、ソースをたくさん使う食文化があったからなんやろうね。
大阪や神戸にも地ソースが多くあるから、恐らく需要があるところに、供給が育った結果がいまなんやろう。不思議と、大手が独占してないところが、伏見の酒蔵やらと似ていて面白い。。。各社いろいろ、工夫した味があって、そのフアンがずっとその地ソースょ支えているということなんやろうね。。。
この中で、私のおすすめは、ツバメソースのオリソース。。。オリバーのどろソースは、私には全く美味しいと思えないけど、このツバメのオリソースは、かなりうまい。。。タンクの底にたまったオリのような濃厚なソース。。。お好み焼きの辛ソースの原点のような味。。。甘辛でお好みを食べる人には、このオリソースは、無くてはならない存在。。。先日も千葉に住む娘に送ってあげるために、一瓶、買って来た。。。
人間、味の記憶というものは、幼児期にできあがるという。昔あんなに美味しいと思っていたものが、今はあまり・・・というケースも多いけど、逆に、久しく食べてなかったものを食べたとき、記憶の片隅に残っていたものが、急によみがえることもある。。。不思議なものやね。。。