役職名から見える役人の本音
桜の花の開花とともに、始まるのが新年度。毎年、この時期に新聞に発表されるのが、お役人さんたちの人事異動。
これを見ていて、いつも思うのだけれど、ほとんど一般市民には、何の関係も無い内容。一地方都市の人事異動を広く市民に広報する必要性ってあるのかな。。。学校の先生の異動なら、まだ、子供の親御さんなら関係あるかも知れないけど。。。
それにしても、お役人の世界の役職も、最近は呼び名が変わって来たような感じやね。。。気になったので、ちょっと調べてみたら、国家公務員さんたちの序列は
事務次官
○○省審議官
官房長、局長、政策統括官
部長、統括審議官
次長、審議官
官房三課長
課長、参事官
室長、調査官、企画官
課長補佐、専門官
係長、主査、専門職
主任
係員
こんな感じみたいやね。。。係長っていうイメージだと軽んじられるけど、主査とか呼べば、何か、えらく思えるマジック。。。いろいろ考えているのやね。。。
どうも、お役人さんたちの中に、民間とは違う何かプライドみたいなものがあって、そのステータス感が、こんな新しい役職名を生み出しているような感じなのかな。。。
気になったので、地方公務員さんたちの役職も見てみたら、
市長
副市長
会計管理者
固定資産評価員
○○監
室長
部長
と、こんな感じ。。。国と同じ読みの「かん」を使っているけど、「官」ではなく、監督の「監」を使うあたり、誰を監督するのかって、ならへんのかな。
役人同士で、監督するのならええけど、一般市民を監督するイメージで、この監の字を使うのなら、ちょっとデリカシーに欠けるというか、勘違いしているというか。。。何様のつもりかという、反発が来ないのかなぁ。。。
公務員は公(おおやけ)の僕(しもべ)とは言いながら、実は、公金を使うという、大きな権力を、持っている。時には、許認可権など、民を管理監督するお仕事もするときがある。
だから、公共工事などをやっている企業から、必要以上にちやほやされたり、接待されたり・・・の誘惑が多い。もちろん、断っているのだろうけど、こうなると、どうしても、自分が偉いと勘違いして、上から目線の考え方が強くなるものや。。。
この監督の「監」の字を使うあたりに、そのあたりの本音が見え隠れしているように見えて仕方が無いのやけど、皆さんはどうかな。。。
お役人の世界では、民間と比べて、責任を取るシビアな場面が嫌われる傾向がある。何か不祥事があっても、誰も責任を取れずにうやむやになるケースが多い。。。
どうやろ、この無責任への批判を解消する意味でも、最近の外資系企業などで、よく使われるようになって来た役職名はどうやろ。。。
CEO 最高経営責任者
COO 最高執行責任者
CFO 財務担当役員
CIO 情報システム担当役員
CLO 物流担当役員
民間の役職名の何と明確なことか。。。この○○責任者とか、○○担当役員なんて、そのまま、公務員さんの役職名に使ったらどうやろ。責任意識も変わって、事なかれ主義の組織改革には、うってつけやと思うのやけれどね。。。