関西圏と関東圏の境目
むかし、関西の人がよくスキーに行く時に、今のように岐阜県の道路が整備されていなかったこともあって、やっぱり、信州まで、行くことが多かった。
スキーブームもあって、長野県や新潟県のスキー場は、どこも、長いリフト待ちの行列が出来て、賑わっていた。
リフトを並んでいると、友達同士の会話が、気になるもの。特に、信州のスキー場なら、関東の言葉と関西の言葉が、両方聞こえてきて、自然と、ここいらあたりが、関西と関東の境目かいなぁ。。。とも感じたんやね。。。
ところが、21世紀も15年も経った今。この勢力図が変わろうとしているのやね。。それは、北陸新幹線の開業や。
金沢まで東京からわずか2時間半ちょっと。。。このインパクトは大きい。。。富山あたりが、ちょうど京都と東京の間の時間と、同じくらいになる。。日本地図がどんどん縮まって行く感じかな。。。
これって、今まで北陸地方が、どちらかと言えば、関西圏だったのを、関東圏にしてしまうぐらい、インパクトがある。
北陸の温泉地は、関西地方の人たちの行く行楽地だったのに、これからは、関東の人たちも行く観光地になる。。。つまり、関西弁の肩身がちょびっと狭くなるということなんやね。。。
東京圏では、この春、新しい大規模高速道路が開通したり、上野と東京間に新しい鉄道のレールが出来たり、北陸新幹線の開通など、どんどんインフラ整備が進む。
これって、何やかんや言っても、東京への一極集中を緩和させるどころか、逆に東京の経済的な影響を、全国にまで拡げているようなもの。。。地方創世なんていくら言っていても、絵に描いた餅になって、結局、東京に土下座する地方都市を増やしただけ・・になりそうな気がするのやね。。。
東京を中心に何でも物事が進むこと。。。これを中華思想になぞらえて、日本全国の東京化だという、危機感を持つことが大事やと思うのやね。。。
かつて、全国の地方都市に、たくさんの○○銀座が生まれていた。東京の銀座にあこがれて、我が町にも一番の繁華街を○○銀座と呼ぶことによって、その繁栄を願ったのやろうね。。。
それが今では、インフラ整備がどんどん東京に何でも集まる磁石効果を発揮してしまって、東京とその周辺にばかりどんどん人が集まり、その他の地方からは、どんどん人口が減っていく現象が続いていくのやね。。。
若い人たちが集る都市部はええのやけど、地方に残された老人たちはどんどん寿命を迎えるし、子供は生まれないし、いまに、日本中のほとんどが過疎地になって、東京近郊だけに人が住むようなそんな日本になってしまわわないか。。。そんな漠然とした不安が頭をよぎる。。。
では、どうしたら、そんな一極集中が防げるか。。。なかなか難しい問題やけれど、なかなか妙案は無い。。。一時は、首都を移転して、いろいろなものをどーんとお引っ越しさせたらどうか・・・なんてのも議論されたけど、今ある東京のインフラを無駄にして、新たな莫大な投資に日本が耐えられなくなるのではないか・・で、いつの間にか論議されなくなった。。。
国会の移転が無理なんやったら、天皇陛下のお住まいだけでも、100年に1回ぐらい、お引っ越ししてもらってはどうなんかね。。。名古屋や京都・大阪なんかに来てくださったら、何か経済的に大きく変換出来るきっかけにはなると思うのやけれどね。。。
もしそうなりゃ、陛下の話される言葉はどうなるか。。。面白いね。。江戸時代までは京都に居られた天皇家が明治維新から東京に行かれて、関東のお言葉を話されるようになった。
それがもし、京都に戻られたら、また、関西弁でお話になる天皇陛下が見られる事になる。これって、文化的に、日本の幅員がどーんと広がるような気がするのやけれどね。。。
百数十年の年月を経て、すっかり東京の住人におなりになった皇室の皆様も、歴代の墓所は京都にある。本来の血統は、関西の人だという認識がおありなら、ご検討の価値のある案だとも思うのだが、どうだろうか。。。
日本全部が関東圏に塗りつぶされて、何か薄っぺらな価値観が、全国中で統一されてしまうこと。。。このこと、日本にとって、あまり幸せなことではないことは確かや。。。
地方が豊かになって、東京のような土地が狭くて暮らしにくいところより、数倍良い生活が出来るようになること。一軒あたりの住宅面積が広く、豊かで住みやすいとされている富山あたりが、その鍵を握っているような気もするのやね。。。