人殺し病院の恐怖
私も大腸がんの手術を、腹腔鏡を使ってやっているから、群馬大の消化器外科での、異常な死亡事故の多さのニュースは、他人事ではない。。。
群馬大の第二外科では、肝臓の手術で、ここ4年の間に、なんと、8人もの方が亡くなっているのやそうや。この比率は、尋常ではないほど高い。。。
手術にリスクは付きものであるのは、百も承知しているけど、ここまで、術死や、術後数ヶ月以内に死亡する人が多いということは、何か特別な事由があるとしか考えられないね。
おそらく特定の医師数人に、その原因があるとか、腹腔鏡手術に、あまりににも不慣れな医師が、執刀しているぐらいしか、理由が考えられないのやね。。。
病院というところは、ある種聖域のような部分が、まだまだ残っていて、自分の技術レベルでは、出来ないことまで、やらないといけない場合があると思うのやね。。。
つまり、。そんなところでは、患者は、モルモット状態でしかない。。。まして、腹腔鏡を使った手術は、患者への負担が低いと、大人気の術式。。。
傷口が小さくてすむので、術後の回復が早く、入院しなければならない日数が短縮できる。
ただ、その反面、患部を直接、目視してする手術と比べて、縫合方法が難しかったり、縫い目が荒くなったり、いろいろなデメリットもある。
手術の安全性と、確実性を考えれば、腹腔鏡を使うより、開腹術を採用したほうが良いケースでも、わざと、腹腔鏡のオペに持って行く傾向が強いのやね。。
実際、私も、最初は腹腔鏡での大腸の切除術だったけど、私の腹周りの脂肪がやや多かったのも有って、なかなか切除した大腸の患部が取り出せずに、2度も傷口をより大きく開いたそうや。
そして、腹の中での縫合。。。この縫合が荒かったのが原因かはわからないけれど、飛行機乗ったら、縫い目から、小腸がヘルニアで出てしまって嵌頓して、腸閉塞の一大事になってしまった経緯がある。。。
幸い、私はがんの転移がなく、一命を取り留めたけど、ちょっと間違っていたら、おだぶつ・・・の高いリスクやったことは、明白や。。。
医師の技術レベルは、医師同士の交換留学や、配置転換で、高まっていくものや。逆に、これがあんまりできないところは、医療レベルを高める機会がなかなか無い・・・ということも言えるのやないかな。。。
より地方のカラーが強く、人的な交流が少ないところは、ある意味高度なオペは、専門外の人が多いのが常識。。。今回の騒動も、こんな閉鎖的な医療現場の環境が深く影響しているような気がするな。。。