馬鹿にするな!
NHKのBK制作の今年の連続テレビ小説を皆さんは、ご覧になっているやろうか。。。今年の後半は「マッサン」という、日本初の国産ウィスキーを作ったニッカウヰスキーの竹鶴さんのお話や。。。
初の外国人ヒロインという話題もあるけど、ストーリーは、なかなか進まないし、ちょっと、しんきくさい展開もあったけど、やっと、先週、ウィスキー造りが出来るストーリーに戻って、ちょっと、面白くなりそうや。。。
このマッサンというドラマ。あんまり、感動的なシーンは少ないのやけど、先日、ちょっと、じーんとくる、「ええシーン」があった。。。
国産のウィスキーを作りたい鴨居商店の大将が、スコットランド人の貿易商の男に、誰か、ウィスキー造りを手伝える人間はいないかを聞いていた。
その貿易商は、日本のように遅れた国で、ウィスキーのような高尚なお酒を造れるわけが無い。そんなことは、あきらめろと、言ったのやね。。
通訳を頼まれていたヒロインのエリーが、この事に腹を立てて、「日本人を馬鹿にするな」と、怒鳴ったのやね。。。
スコットランド人のエリーが、母国人の貿易商の男の、あまりにも上から目線で、日本人をあからさまに差別している態度。。。これに、怒ってくれたのやね。。。
この時、ふと、思った。。。そうや。。。日本人を馬鹿にするな。。。明治の時代の日本人たちは、欧米の人たちから、遅れた国だと、蔑まれていた。日本を、どうにかして、差別されないような、立派な国にしたい。。。この一心で、頑張って来た。。。それを思い出したんや。。。
日本人が忘れたらアカンこと。。。現代の多くの日本人は、自分たちが差別されていた時代のことを、知らない。。。生まれた時から、肌の色が黄色いのに、欧米人に、特別白人扱いをしてもらって、ほいほい生きてきた。。。この感覚。。。判らないのやろうね。。。
この事を韓国の人たちに置き換えたら、判りやすい。今の韓国に生まれた人たちは、生まれた時から、韓国は、良い生活で先進国に近い生活レベルの国だと、信じて疑ってない。。。
学校でも韓国は、たった60年前には、文字も読めない人がほとんどで、たった100年前までは、乞食のような服装で、下水道もない世界最貧国の生活しか出来ない国だったこと。。。こんなことは、教えないわな。。。
私の子どもだった時代でも、日本にも、多くの朝鮮人の人がいて、「朝鮮人を馬鹿にするな」と叫んでいた。。。差別が酷かったからね。。。これと被るんや。。。
日本に朝鮮人が未だに、多く住んでいるのは、もちろん、日本が朝鮮半島を併合して、朝鮮半島も日本にしたからや。多くの朝鮮人が日本で働いていた。
でも敗戦と共に、その人達は600人強の人たちを残して、最終的に全部、朝鮮半島に帰っている。強制労働で連れてこられた人たち・・・この600人強の人たちは確かに、強制的に連れてこられた人たちや。。。
でも、日本には、もっともっと多くの朝鮮人の人がいる。。。なぜか。。。それは、日本に自らの意志で、逃げて来た人たちが多かったからや。。。職と生き残りを賭けて、日本に不法入国してきたのやね。。。
朝鮮では差別が酷い。。。日本の士農工商エタ非人・・・のような、身分制度が、向こうにもあって、白丁(パクチョン)と呼ばれた最下層の人たちが、多く住んでいた済州島から、日本に逃げて来た人が多かったのやね。。。
その人達は、国に帰ってもまた厳しい差別を受ける。日本の方がまだまし。。。そうして、日本に居座った。。。その人達が在日朝鮮・韓国人になっている。。。
まぁ、日本でも酷い差別はあったし、今もある。朝鮮人を馬鹿にするな・・・は、欧米人にはヘコヘコするくせに、朝鮮人には差別をする日本人に、向けて言われて来た言葉なんやね。。。
馬鹿にするな・・・という、言葉は、その国の人たちのプライドとか、暮らしぶりを蔑まれた時に発する言葉。。。こう言われないがために、発憤する意味でも使われる。
他の国の人たちに、馬鹿にされないような国になろう。。みんな、そう信じるから、頑張れるのやないのかな。。。