勇気ある棄権 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

勇気ある棄権

 中国でのアイススケートワールドグランプリ大会で、日本の羽生選手が、演技直前の練習中に大怪我をした。


 中国人選手と衝突して、頭やあごから激しく出血。ところが、羽生選手は、応急処置をしただけで、試合に復帰。5回も転倒しながら、競技演目を演じきった。


 まさに、涙無しには見られないシーンに、中国人の観客からも、大きな拍手や歓声があがった。。。ガッツと、感動で、結果的には、素晴らしいと賞賛されたのやけど、この事件は、後から尾を引きそうやね。。。


 まず、なぜ、あんな大怪我をした羽生選手を、周りが、出場させたいのかという批判や。脳しんとうでも起こしていれば、取り返しの付かない事になることだって考えられる。事実、何度も何度も転倒する羽生選手の姿は、痛々しすぎて、正視できないほどやった。。。


 5回も転倒したのに、そこそこの点数が出たのも、審判が、事情を加味したのではないかという、帰来もある。。。そのぶん、他の選手の成績が不利になったのではないかという、批判も当然有る。。。


 そして、スケートのお役員さんたちの、本人がやると言っている・・・・という冷たい態度。。。本人の後々のことを考えるのやったら、当然、棄権をさせる選択肢を主張すべきところ。。。本人任せはずるい。。。何のためにこの人達は行っているのやという気持ちになる。。。


 ご本人は19歳とお若い。まだまだ将来のある身なのに、ここで無理されることはないという、大人の判断が何故出来なかったのや。。。


 怪我のおかげで、せっかく練習してきたプログラムも、見せることが出来ない。自身も無くしてしまうかも知れない。。。あの熱い松岡修造でも、止めておくべきと言っていたぐらいに、大怪我やったのに。。。


 アイススケートは、演技の美しさを競うスポーツや。それなのに、プロレスのブッチャーやデストロイヤーばりの、流血騒ぎ。。。何か、イメージが違い過ぎる。。。


 練習中に事故ったご両人が、注意不足だったところもあるやろうけど、これだけ大きな危険が潜んでいるのだから、練習時間の取り方とか、合同で練習する人数とか、エリアとかを調整するとか、某かの危険防止策は、講じられないものなのかね。。。


 以前も浅田真央と金妍児との練習中の接触が、おもしろおかしく、双方を煽るようなネタにされたことがあった。。。日中関係が微妙なときだけに、スポーツの世界ぐらいは、爽やかにいきたいという思いは、皆も一緒やと思うのやね。。。


 日本のコーチ陣やらお偉いさん達の中に、ダメだ。止めておけという、勇気ある発言が出来なかった事が、私は悔やまれると思うのやね。。。