不真面目になった日本人 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

不真面目になった日本人

 ここ2~3年で、急激に日本中が大騒ぎになってきたイベントがハロウィンである。10月の末のこのイベントの市場規模は、何と早くも、来年には、バレンタイン商戦を上回るのではないかって予想が出ている。


 ハロウィンは、よく欧米の風習と呼ばれるけど、恐らく、アメリカが発信源である。欧州系の人たちに聞いても、このハロウィンが、自国で盛んであるというお話は、ほとんど聞かないから。。。


 移民の国アメリカで、メインストリームである英国系米国人たちが、ここ200年ほど以内に始めた風習だろう・・・という説が、主流である。


 もともと、収穫に感謝するお祭り。謝肉祭的なもののアメリカ版で、この時期におばけかぼちゃが出来る事から、このカボチャをくりぬいて、中に明かりを入れて、オバケカボチャの提灯、灯籠のようなものを作った事からやろう。


 このオバケが、なぜか、ゾンビ的なものと結び付いて、マイケルジャクソンがゾンビと踊る超有名なプロモーションビデオ人気から、火が付いて、また、日本的なコスプレもゴッチャになって、大仮装大会になったようやね。


 ただ、アメリカでは、子供たちが近くの各家を回って、お菓子を貰える日という、至極、白色系人種の中産階級家庭での風習が、主流だったのに対して、日本では、都市部の若者が仮装して、街で騒いでも良い日。。。みたいな位置づけになっている。。。


 田舎の都市で、これをやったら、どん引きされるわな。。。つまり、多くの人に見て貰いたいという、自己顕示欲を出して良い解禁日。。。そんな扱いや。。。


 まぁ、この楽しんでいる若者達を見て、これが、どうのこうの言うつもりは、毛頭無いけど、仮装していたら、何をやっても許されるということ。これは、それだけ、普段の生活が抑圧されていて、精神的に不自由であるという証しなのかもね。。。日本はかなり寛容やと思うけどね。。。


 若い人のお祭り的なものとして、拡がるのは、微笑ましくて良いのだけれど、今の若者って、いつも、自由過ぎるのやないかって、思ってしまうことも多いのやね。。。抑えが効かないというか、誰も小言を言う人が居ないというか。。。


 それだけ、少ない子どもを大事に大事に育ててこられた功罪の部分。。。無いとは言えないと思うのやね。。。


 それと、今のご時世って、正直者が馬鹿を見る事って増えて無いか。。。いつも遊んでいるキリギリスは、寒い冬になると、真面目に働いていた蟻と違って、死んでしまう。。。だから、真面目でいることが大事。。。って、多くの人が思わなくなってきたこと。。。これが、怖いのや。。。


 ずっと真面目に頑張って来た人より、元ワルだった人が立派に更正して、賞賛される世の中って、どやねん。。。元ワルより、はるかに真面目にやってきた人の方が、苦労してるし、頑張って来た。。。そやのに、逆転ホームランが、もてはやされる。。。


 この風潮が拡がると、世の中がちょっとおかしくなってくる。。。真面目が一番。。。この価値感を失う事は、日本人が日本人で無くなってしまうことに等しくなる。。。この危機感。私は忘れたらあかんと思うのやね。。。