実利が伴った研究成果
ノーベル物理学賞に日本人3名の名前が発表された。我々、ど素人には、カミオンデがどうとか、IPS細胞がどうとか、さっぱり、何が凄いのか分からんかったけど、今度の青色LEDの事は、かなり判りやすかった。
我々の身近に役に立っている技術を、日本人が開発したのだから、大したものやで。電球を駆逐する白色光のLED。有る意味、ゼッタイできないと言われ続けていた夢を実現させたのだから、これって、人類みんなが喜ぶ技術やと言えるわなぁ。
ノーベル賞を貰えて当然。全世界の人が凄いと感じ、発明者に感謝するなんて、何て、素晴らしい事やろうね。。。
会社で発明した技術は誰の物か。開発者が僅か2万円の報奨金に怒った裁判のこともあったけど、この一件から、企業の研究者の立派な研究が、正当に評価される企業風土のようなものが、芽生えたから、日本の企業にとっても良かったのやないのかな。
欧米での研究者は、カネにならないけど、しょうもない研究をどんどん出来る土壌がある。でも、企業研究者には、結果を出して、その製品が爆発的に売れて、大きな利益をその企業にもたらして、始めて評価されるという、大きなハンデがある。
研究開発は地味で、手探りが多く、誰かの「やってみなはれ」という、後押しがないと、前に進めない。
四国の弱小電気メーカーの会長さんが、あの時、3億円かかると言われていた青色LEDの開発費を出して貰えなかったら、世界中の人は、未だに白いLED電球を使えてないし、スマホのカメラの照明も、LEDテレビも、野球場のカラフルなスクリーンも、無かったのやからね。。。
有る意味、この亡くなった会長さんもノーベルチームの一員かも知れないね。。。
このように、新しい発明、発見は、人類をハッピーにするものでなかったらあかん。ノーベル賞の創設には、あのダイナマイトの発明が関わっている。人を殺す技術で大儲けしたお金が、人類の平和的な進歩を顕彰すること。何か、皮肉めいたものも感じる。きっと、ダイナマイトが人殺しに使われることへの贖罪意識もあったのやね。
今週は、ノーベルウィーク。日本人がちょっと自信を取り戻すきっかけになった事は、喜ばしいことやね。。。