遭難者数がつかめないわけ | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

遭難者数がつかめないわけ

 御嶽山の噴火で、どんどん死者数が増えていく。御嶽山が、8合目までロープウェイで行けて、そこから3時間ほどで山頂まで到達出来ること。このお手軽登山であることが、逆に行方不明者数の全体像が、つかめない大きな原因になっている。


 普通、登山と呼ばれるものには、万が一に供えて、麓に、登山届けを入れるポストがあるのやそうや。万一、遭難すれば、この登山届けを頼りに、行方不明者は、いったい、どこの誰かが分かる仕組みになっている。


 ところが、御嶽山ほどの景勝地、観光地になると、ロープウェイに乗って、びゅんと8合目まで行けてしまうから、なかなか、麓のポストわざわざ行ってまで、に登山届けを出さない人が多い。。。


 登山届けが出ている人を一人一人確認して、行方が分からない人が5人となったから、まだ見つからない人は最低5人はいる。


 それと、麓の駐車場に残っている車。この所有者が戻ってない場合、この車の所有者が、被災された方の可能性が高い。これも調べる。


 そして、家人が帰ってこない。それも御嶽山に登ると言って家を出た。。。これも、被災された可能性が高い。。。これを名寄せして、マスコミ各社、そして、長野県や岐阜県、それに消防や警察。これが独自に被災者数を予想している。


 だから、数字がバラバラなのやね。。。ただ、ご遺体が戻って、本人確認が出来て、やっと死亡者1名。これを何十人も積み上げる作業。ここしか正確な数字は出て来ないのやね。。。


 例えば東京に一人住まいれている独身の人。それも無職。こんな人が山登りに出かけて、帰らない。。このケースは、御嶽山の被災者に入れて良いのかどうか。。。本当に分からないのやね。。。


 現地では、降り積もった火山灰が雨に濡れてセメントのようになっている。中にはその灰の山の中に、埋もれたままのご遺体があるのかも知れない。。。こうなるともう分からない。。。なかなか難しい問題やね。。。


 10月中旬になると山の高さが3000mを越える御嶽山には降雪がある。時間は限られてるのやね。。。