一国二制度の矛盾点
香港で、自分たちの代表を決める選挙で、実質、中国共産党の息のかかった候補者しか立候補が出来ないとして、大きなデモが続いている。
イギリスから香港返還を受けたとき、中国は有る意味、世界と、香港の民主化を約束した公約をしている。この一国二制度の公約が守られるかどうか。世界は注目している。
中国は天安門事件と並んで、中国共産党による一党支配が、危なくなる正念場を迎えている。もし、この場面で、人民解放軍や武装警察が、民衆に銃口を向けることになる事態に陥れば、中国は世界中の批判を浴びることになるからね。。。
だから、必死に、「内政干渉」をするなと、懐かしい言葉を発している。。。もともと、そんな、ご立派な内政をやっている国なら良いのだけれどね。。。
中国国内をまとめているのは、共産主義という、硝子の鎖や。この割れやすい鎖で、多くの思想の異なる民族をつなぎ止めようとしているのだけれど、いつまで、それが続けられるか。
腕力に物を言わせて、多くの人を粛清、処刑して、成り立っている大変危うい政治基盤。ここに、経済格差という、微妙な問題が、複雑に絡み込んでくる。
都市部の裕福な人たちは、自分たちの豊かな生活を脅かす者たちと戦うやろう。いや、その前に、そんな戦いを回避するために、海外に自分の資産を移して移住する人たちが多い。
多くの冨が国外に持ち出され、地方の腐敗役人たちの子弟は、海外の生活拠点のために留学し、そこに親を呼び寄せるという事を繰り返している。自国の未来が信用出来ない。。悲しい国民性やね。。。
未来の中国を占うことは、誰にも難しい。上の人も、なるようにしかならない。。。そのぐらいの感覚なのかな。。。