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誰にも止められない人たち

 イスラム教・スンニ派の過激組織・イスラム国が、日本人を拘束した動画がネット上に公開された。


 ご本人は、ジャーナリストと名乗っているようだが、日本初の要人警護などの民間組織の代表でもあるそうや。


 平和な日本のなかにも、ときたま、紛争当事国に出かけて、一攫千金の写真をゲットするために、フリーのカメラマンと称した人が、行くことが良くある。


 ピュリッツアー賞なんかに選ばれる写真が撮れたら、一躍、大金と有名人の栄誉が転がり込む。まさに、現代のゴールドラッシュのような、お仕事。ただし、命の危険と常に背中合わせという、厳しさがある。


 戦場カメラマンで、一躍脚光を浴びた人もいたけど、この類のお仕事をやっている人たちは、大抵はフリーカメラマン。良い写真が撮れたら、高く売れる。。。そのためには、身の危険も顧みず・・・ってところなんかな。


 そういえば、昔はNPOの人たちが、変な過激派組織に捕まって、国が人質交渉に引きずり出されるケースがよくあった。


 福田赳夫が、人の命は地球より重いと言って、日本赤軍の囚人を、相手の要求を呑んで、釈放してしまって以来、日本人は、脅せば金を出す民族と、世界からは思われてしまったみたいやね。


 日本の商社の支社長が人質に取られて、身代金を支払わされたり、こんな日本人をターゲットにした誘拐拉致事件が、後を絶たない。。。


 世論も、だんだん、この手の事件に、慣れっこになってしまっていて、またか。。。の感。。。日本人全員がテレビに釘付けになっていた時代との、温度差の大きさに、ちょっと驚く。。。


 そんな危ない所に行くのは、自己責任。。。テロにいちいち、屈するのはダメ。。。こういう世論が大きくなって、今は逆に、日本人をターゲットにして、国への身代金要求事案は、減ってきたのやないのかな。。。


 公金を、そんな人の命を助けるためだけに使うな。支払った身代金が武器の購入に使われるから、結果的に、テロを支援してしまうことになる。。。だから、感情論は別にして、ちょっと、日本人も冷静に対処するようになってきたのかもね。。。


 人命を人質にすれば、過激派のやることが、無敵になってしまう。これだけは、避けたい。脅しに屈することは、できない。もし、人質を殺されても、相手の言いなりにはならない。これしか、過激派に対抗する手はない。。。


 分かってはいるけど、動画で自国民が殺される場面を送りつけてこられたら、世論は、辛抱強く耐えられるのかな。。。


 理不尽な事をやってくる相手に抵抗するには、それなりの覚悟が必要なんやね。。。


 日本は島国でありながら、国際化した。多くの日本人が海外で活躍する。ただ、そこには、いろいろな文化や価値感の衝突に晒されることになる。


 ひとさまのもめ事に首を突っ込むには、それ相応の覚悟が必要になってくる。本人もそうやけど、周りの人たちや、オーディエンスである国民全体にも、その覚悟が必要になってくる時代になってきているのやろうね。。


 事なかれ主義が蔓延る日本とは、裏腹に、それとは正反対の価値感を求めて、世界へ飛び出す人たち。。。誰も行くなとは、言えないのかな。。。