Tポイント利用者無視の勝手な統合 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

Tポイント利用者無視の勝手な統合

 今週、ツタヤのポイントシステムと、ヤフーIDのシステムが統合されたニュースが出た。


 もともと、レンタルのツタヤのポイント制度は、Tポイントと名を変えて、いろいろなところでも、ポイントが貯まったり、そのポイントを利用して、お買い物に使えたり、便利に進化してきた。


 ただ、このポイントシステムの統合合戦は、別の意味での商道上の、倫理感を破壊してしまう側面を持っていたのやね。。。


 つまり、ツタヤと契約して、Tポイントカードを作った人の意志とは関係無しに、いろいろなポイントシステムが合併され、それが、会員の了承無しに、勝手に相互利用されているという、大問題なんやね。


 ポイント制度は、莫大な未利用者を生んで、未利用ポイントは、このシステムを管理している会社に、莫大なあぶく銭を、もたらすものなんやね。まさに、現在の錬金術がごとく・・・やわ。。。


 それに、ポイントシステムは、その人が、いつ、どんな商品を、幾らで、どういう支払い方法で買ったか。。。という、情報が蓄積される。


 どのお店でも使えるということは、この個人の消費動向を個別に掴むのに、企業側からは、大変好都合なんやね。


 ところが、個人の方は、どこのコンビニで、エロ本を買ったとかいうのは、人には絶対に、知られたくない情報。。この人が毎日、100円のコンビニのおにぎりしか、買っていない事なんて、人には決してバラして欲しくない情報も含まれている。


 私、今の世の中って、どうしても、「マス」つまり、大多数の人の動向を掴むことが、お商売の勝利への特急切符になってしまっているのやね。


 その代わりに、個人の動向を逐一研究、監視されているような消費者サイドからしたら、とても気分が悪いこと。これが、あまりにも無条件に、本人の同意無くデータが集められ、勝手に利用されている。


 情報化社会では、駅の改札口に精巧な監視カメラを据え付ければ、個人の顔の特定が出来、個人の年齢の特定が出来、どのような人がこの駅や、このビルを利用しているかとかが、容易に解析出来てしまうのやね。


 先日も京都に本社のあるオムロンが、駅を利用する人のデータを利用して、他の調査にも転用して、大問題になった事件があった。


 一見すると、駅の防犯カメラの映像。これを最大限利用しようと考えて、何が悪いのかって、思ってしまうけど、やっぱり、他の会社の依頼で、その会社の調査だけに使うために集めたテータを、他のところの依頼にも使うのは、高い金を先に支払った企業に失礼やわ。。。これも倫理感に欠ける。。。


 プライバシーに、過度に、こだわり過ぎるのもどうかと思うけど、この手のビックデータを扱う人たちは、やはり、極めて、高い倫理感が求められて然るべきやと思うのやね。。。


 最近の警察の捜査なんて、何か事件が起こったら、防犯カメラの映像探しばっかりやっとる。動かぬ証拠ならぬ、動いている映像が、悪い事をしようとした人たちの抑制に働く事は、私は良いことだと思う。


 ただ、この前のジャストシステムのDMに不正な方法で手に入れられたビッグデータが使われるなど、システムに関わっている人たちの、出来心とか、ちょっとした不注意で、取り返しの付かない結果を招いてしまうことがあるってこと。これだけは、忘れたらあかんことやと思うのやね。。。


 ビッグデータを扱う人は、お互いに複数の人間が監視しながら作業を行うなど、何か、厳格なルール作りが、これからは、必要になってくるのやろう。


 そして、御都合主義で勝手に統合するところには、ハッキリと、退会できる説明責任が必要やろうし、無闇に会員数を競い合う、今のご時世に、有る程度の歯止めがかかることが健全なビジネスルールがまもられるようになる第一歩やと思うのやね。。。


 これからは、会員の過半数が反対すれば、勝手に統合が出来ないなどのルール上での民主化も、考えていかないといけなくなる時代が来るのかも知れないね。。。


 データは大きくなればなるほど、危険になるし、もと流出してしまったら、責任の取りようがなくなるほど、迷惑がかかってしまうこと。関係者の人は、もっともっと、肝に命じるべきやと思うのやね。。。