坂本龍一の放射線治療拒否に違和感 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

坂本龍一の放射線治療拒否に違和感

 先日、元YMOの坂本龍一が、咽頭癌になったという記事が出ていた。喉の奥に出来たガン。。。投薬で進行を遅らせるか、思い切って手術するか、それとも、放射線を照射してがん細胞を破壊するか。。。


 この手のガンの治療方として、放射線による治療がかなり有効らしいのだが、坂本龍一は、この放射線治療を拒否したのやて。


 その理由が、自分が原発反対運動をしているから・・・。私、このニュースを聞いて、ちょっと唖然とした。。。


 原子力発電に反対しているからと言って、同じ放射能の平和利用の部分である、放射線治療まで、拒否しなきゃあかんか。。。


 放射能の危険性を訴え続けて来た彼の活動の経緯は分かる。米国のジェーンフォンダが、ベトナム戦争に反対して、若い世代から共感を得たように、平和でないと、音楽芸術の世界は出来ないからね。


 反戦、平和主義、判官贔屓が、左翼活動をやっている人たちの信条やから。。。でも、だからといって、医療の世界まで、反・放射能って、、、違和感無いか。。。


 昔、自分の信じる宗教上の理由から、輸血を拒否して、死んでいった人のことが話題になった事が有ったけど、これって、ちょっと似ている。


 人の生命と、自分の信じるイデオロギーを天秤に掛けて、信条の方を優先する生き方は、確かに、ピュアで、一途で、美学があるから、そんな生き方に憧れるのは分かる。


 でも、その生き方を貫くために、自分の周りに居る人まで巻き込んで、先に死んでいくことが、私には、我が儘に見えて、仕方が無いのやね。。。家族のことも考えろや・・・ってことやわ。。。


 医療の世界で、放射線を利用するのは、直接がん細胞を攻撃する放射線治療の他に、レントゲンやら、CTスキャンもあるやんか。これも拒否るのかな。


 検査無しにオペするなんて、一般的には自殺行為やし、そんなことをやってくれる病院なんて無いやろう。。。


 それに、放射能と放射線。。。同じ放射性物質を発するものだけど、何かイメージをごっちゃにしているような感じを私は受けてしまうのやね。。。


 汝、死に急ぐなかれ。。。かっこの良い死に様を捜す自由もあるのかも知れないけど、その事で、これを真似して、無駄に亡くなる人が増える事は、考えないのかな。


 自分の主義主張が多くの他の人に影響するって事。有名人なら分かるはずや。もし、意図して、その放射線治療拒否者を増やそうと考えているのやったら、それはそれで、罪深い事にならないか。。。


 誰にも、死ななくて良い人まで、巻き添えにする権利なんて、無いと思うのやね。。。死にたいのやったら、黙って死んでくれ。もし、これを真似て亡くなった人の家族なら、坂本龍一のこと。きっと、そう思うと思うで。。。 黙っとれって。。。


 と、ここまで書いて、この放射線治療拒否というのは、スポニチの飛ばし記事で、誤報やったらしいことが判明・・・。そやろうなぁ。放射能と放射線をごっちゃにする感覚がおかしい・・・そういう、オチやったのやね。。。チャンチャン。