閣議決定だけで出来る事じゃない | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

閣議決定だけで出来る事じゃない

 自分への支持率が高いうちに、何とかやりたいことをやっておきたい。安倍総理による、集団的自衛権に関する、憲法解釈の変更は、いま、正念場を迎えている。


 ただ、政権交代しただけで、国の外交姿勢が大きく変わってしまうこと。私には少し、疑問が有る。安倍総理が、憲法解釈の見直しを、自分のお仲間を集めただけの内閣での閣議決定だけで、出来てしまう事に、私は大変危険性を感じるからや。


 万が一、次の選挙で、今よりもっと好戦的な人が総理になったら、憲法なんて無視して、どんどん、紛争地帯に自衛隊を派遣してしまう・・・ことだって可能になっちゃうのやね。。。


 私の集団的自衛権の発生する範囲の考え方は、日本の施政下。つまり、日本の領土・領海に限られるべきやと、以前から言ってきた。


 この範囲を抜け出すと、他国への武力行使と見られても仕方無くなるからや。専守防衛の日本は、この範囲から出るべきでは無い。。。


 PKOで外地に行くケースでも、他国の戦争に巻き込まれる恐れがあると、撤退すべきや。。。もし、自衛隊員に犠牲者が出て、国内世論が感情的になると、憲法9条なんて無くせ。戦争出来る普通の国になろう・・・という意見が大勢になってしまうのが見えているからなんやね。。。


 永世中立国のスイスは、他のいかなる国にも加担しないことを、世界に宣言して、尊敬されている。戦争をしないのではない。他国への侵略を放棄して、自国の防衛だけに徹しているのや。そして、かなりの防衛費予算を毎年支出しているし、軍隊も優秀や。


 いろいろな国に蹂躙されてきた過去があるから、スイスは永世中立国の宣言をして、他国と組まないことで、自国の平和を守る決意をしている。


 日本の平和憲法は、日本が再度、刃向かって来るのを恐れた米国や連合国たちが、牙を抜く理由で、日本に罪滅ぼしのために、飲ませたという、経緯がある。。。


 だから、もう70年も経つのに未だに、他国と戦わない日本のことを、馬鹿げていると見る欧米諸国は多い。。。理念ではなく、日本への懲らしめ・・・やったのやね。。。


 それを日本は、平和憲法として、逆手にとって、戦争回避の口実にし、日米安保を利用し、アメリカの思惑に付き合い、現在に至るんや。。。


 私は、憲法第9条を飲んだ吉田茂は素晴らしい政治家だと思うし、これを逆手にとって、日本を焼け野原から先進国に発展させた日本人も素晴らしいと思う。。。


 ただ、いつまでも、今のままで良いのか・・・と聞かれたら、徐々にアメリカは撤退していくのだろうから、自前の防衛力で、必要最低限の安全安心を得られるようにするしかないと思うわな。。。


 アメリカのポチから、中国の犬に乗り換えた韓国と同じ踏み絵を日本が踏まされるのか、それはまだ読めない。。。


 付かず離れずの外交。距離感を持った日本の独自性の維持。。。口で言うのは簡単やけど、いざ、実現させるのは、なかなか難しい。。。


 大事な日本の舵取りを大きく変更するのに、たかが、閣議だけでの決定ではなく、もっと、国会や世論、国民投票などの場を経て、多くの主張の選択肢から、選べないと、主権者である国民の納得は得られないのやないのかな。


 安倍さんよ。あんまり無理したら、政権が終わることもある。急がば回れ。。。急いては事をし損じる。国民レベルの大きな賛同を得て、憲法改正という、王道を進むのが大事やで。閣議決定だけで、憲法解釈変更は、姑息なやり方に見えて仕方が無いわ。。。