文化大革命に似てきた日本 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

文化大革命に似てきた日本

 中国の文化大革命の時のことを、ご存じの方も多いと思う。共産党の一党独裁のもとでは、資本主義に毒された人たちは、皆に非難されるべき。。なんておかしな事を、必死にやっていた。


 一生懸命、お仕事をして、多く稼いだ人たちは、三角帽子を被せられて、手を後ろにして縛られて、貧しい庶民から、反省せよ。反省せよ・・・と、非難されていた。けったいな絵面やったわ。。。


 頑張っることが、悪・・なんていう価値観。誰も逆やろうと考えると思っていたら、彼の国では、多く稼いだ人が非難される不思議。。。つくづく、こんな国に生まれなくて、良かった・・・と、思った記憶がある。。。


 ところが、今の日本で、最近になって、富裕層の高齢者が非難される事が出て来て、日本も、そんな時代になってきたのか・・・と驚かされた。。。


 お金持ちのお年寄りは、税金を支払わない。。。お金もあまり使ってくれない。。。だから、悪だという論調に、私なんかは少し驚いてしまったのやね。。。


 資本主義社会では、努力した人だけが贅沢できる。だから、みんな頑張って豊かになろうとするのやね。でも、中流感覚の蔓延した日本では、多くの納税をし続ける人が、偉い・・・という感覚になる。


 そのお年寄りだって、一朝一夕にお金持ちになったのやないわな。多くの収入を得るときに、多くの所得税を納めて、その残りで、悠々自適の生活を、たまたま送れているだけ。。。そんなのに、何の非難されるべき事があるのかな。。。


 どうも、日本人の価値観は、やや社会主義的な部分に毒されかかっていて、皆と同じでない人たちを攻撃するような、イジメの世界に近づいている。。。と、感じる事が多くなったのやね。。。


 金持ちからは、いくら税金を取っても良い。貧しい人からは、税金を取るな・・・では、誰もが貧者のフリをする、おかしな国になってしまうではないの。。。みんなが多く稼ぎ、多く納税してはじめて、お金は世間に回っていく。。。


 所得によって、あるいは、保有する資産によって、税の負担を変えようという考え方は、法の下の平等と、死ぬ時は全員、私有財産を国が没収してしまうぞ。。。という、恐ろしい国家思想から来ている。。。


 相続税や贈与税の強化は、この国の貧富の差を縮めたいのには、役立つかも知れないが、それを国家が取り上げて再分配するなんて、理不尽がまかり通ってしまえば、資本主義そのものの危機になりかねない。。。


 国は、個人の財布の中身に関しては、踏み込まずに、国民に寄り添うだけでいい。利益を求める経済活動が、その国を自然と活性化し、全体のパイを大きくしていく。。。この原理原則がなければ、国が狂ってしまう。


 狂いかけている日本を、もう一度、ピシッと、建て直す事が出来るかどうか。福祉政策に重心を置きすぎた日本が、また右肩上がりの元気を取り戻す事が出来るかどうか。いま、日本に問われているのは、そこやないかな。。。