48年執行されない死刑って。。。
袴田事件という、殺人事件で死刑判決を受けた死刑囚の再審が決まった。冤罪という、一番やってはいけない恥ずべき役人による犯罪。警察や検察は、猛省をすべきやね。
1960年代といったら、もう、日本の高度成長期や。戦後の混乱期は、もう、とっくに、終わっている。だから、ろくな証拠もなく、警察のメンツのために、当時のプロボクサーだった袴田さんを、犯人に仕立て上げた警察と検察。
検挙率を上げるために、少々グレーでも、逮捕して、締め上げりゃ、吐く。。当時の警察のレベルと、見通しの甘さ。これが悲劇の原因やろうね。。。
ただ、私は実は、別の意味での驚きを感じている。だって、48年も前やろ。それも、死刑判決が出ている死刑囚。この人への死刑執行が半世紀近くもなされなかった事に、軽い驚きを感じる人、私は多いと思うのやね。。。
死刑判決が出ているのに、執行されてない件数が、以前100件ほどもあると聞いた。結果として、今回のように、再審が実現したから、結果オーライなのかも知れないが、死刑囚の食事代かて税金やろ。
48年間も、言わばタダ飯を喰わしていたことにもなる。仮釈放さんた袴田さんが、やや小太りされていることを見ると、獄中でも良い栄養状態が保たれていたことになる。
冤罪とは別の意味で、これって、これで良かったのやろうかね。。。処刑するのに、自信のない死刑囚の存在が居るおかげで、死刑執行が半世紀近くも猶予されることが、私には大問題にも見えてしもたのやね。。。
一つ間違えれば、無実の人を誤って、処刑してしまうことにもなる法務省。国家権力の力は、殺人まで是認している。でも、なぜそれが、執行がここまで長く、猶予され続けられたか。。。このことを検証しなくてええのやろうか。。。
疑わしきは罰せず。国家による人殺しを容認するには、厳格な真実追究と、間違いのない慎重さが求められて当然や。その人の命を奪う事でしか、その罪を注げない時、初めて死刑判決が認められる。このことの重さを、みんなで、もう一度かみしめるべきやね。。。