民意VS民意の矛盾 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

民意VS民意の矛盾

 大阪市の橋下市長が、やはり辞任・・・。自身が進める政策がうまいこと進まないから、選挙で信を問いたい。政策を通すために、またまた、選挙は、どうなのか・・・。


 民意だけが、橋下徹氏の走る唯一の燃料なだけに、致し方ない・・・との意見の他に、今回ばかりは、やや早すぎる市長選に否定的な意見も多いね。6割の人が早すぎる市長選に、反対している。


 市長選の結果が民意と言うのなら、市議会議員も、大阪市民の民意を反映して、選出されているはずや。つまり、民意対民意。どちらも民意や。


 選挙という方法で市民の意見をすくい上げたり、集約したりという、「カタチ」を、政治家の先生方は、身方にしたいようやけど、人を選ぶことと、政策を選択すること。この2つには、タイムラグと、振り子のバランスをとる要素が加味されるから、微妙やね。地の利、タイミング、人の和。この3つが揃わないと、物事は進まない。。。


 私は、今回のように、大阪都構想の是非のための、結論を得たいと思うのなら、市長選ではなく、住民による政策への直接投票が相応しいと思う。大阪の行く末を、大きく左右するような大事な案件なんやからね。


 もし、その段階までに議会の説得工作が、出来て無いのなら、それは、機が熟してないという、民意でもある。民意対民意なら、当然、多くの身方を集めて、真正面から、ど真ん中を行くのが筋。。。慌てすぎると、市民がついて来れない・・という事の現れでもあるからね。。。


 今の橋下市政は、実は、ちょっと、賞味期限切れが近づいてきた食品に似ている。これって、焦りやね。。。今ならまだ、十分、食えるけど、もう少し先なら、客に出せない・・・そんな感じかな。。。


 橋下氏自身も、恐らく、薄々は感じていて、今選挙すれば、勝てるけど、任期満了までグタグタと、改革が進まないようだと、次がないかも。。。という本音が見え隠れする。


 不意打ちのように、市長選を仕掛けて、自民も民主も、もちろん、公明も、候補者擁立が難しい。。。だから、橋下徹の独り相撲で、逆に、何でも選挙に持ち込む手法が、世間から非難されることを、期待しているフシがあるね。不意打ち選挙で勝っても、民意が反映されてない・・・と反論されてしまうからね。。。


 改革に、スピード感も大事だけれど、焦りは禁物という事も有る。市民みんなが、本当に大阪都になりたいと、本当に思わないと、旗を振っている人だけが、いくら、大声で叫んでも、空しいだけ。。。市民が本当に、大手を振って、賛同出来る要素をもっともっと、アピール出来ないから、改革が進まないという、批判には、最低限クリア出来ないと、前には進まないって。。。


 カタチだけの白紙委任状を、集めたがる橋下徹氏。この手法は、独裁色が強く見られてしまう。選挙という、飛び道具を使わず、地道に、自分のやりたい政策を相手に理解してもらう努力が、大事なのやないかな。目指すべき理想像が、やや弱いから、皆が乗ってこない・・・そうも、見えるで。。。