沖縄の葛藤と自己矛盾
昨日、1/19は、実は、沖縄県の名護市市長選挙の投票日やった。この文章は土曜日に書いているので、結果は分からないけど、どうやったのかな。
自民党政権に戻って1年あまり。。。民主党政権時に、「トラストミー」やら、「最低でも県外」で、計画をメチャクチャにしてしまった、普天間移転問題を、自民党は1年がかりで、元に戻そうとした。
辺野古への海兵隊基地の移転には、滑走路を作るための海の埋め立て工事が必要になる。これは、県知事の許可が必要だということで、安倍総理は、沖縄県知事に、満額回答を出して、ゴーサインをやっと出してもらったところ。。。
次なる障壁は、辺野古の地元である名護市の了解ということになる。反政府派は必死になって、基地移転反対運動を繰り広げるし、賛成派は、自民党の出して来る好条件を、引き上げるために努力する。。
これって、原発建設問題やら空港建設問題と似たようなところがあって、過疎地に莫大なお金を提示して、有る意味、札束でほっぺたをひっぱたいてでも、推し進める必要が有ると考えられている事なんやね。
投票直前の金曜日になって、自民党の石破幹事長は何と、名護市に、名護振興基金なるものを設置すると、発表した。その規模が何と500億円。。。
沖縄本島中部の、人口僅か6万人の地方都市に500億円のお金。。。まさに、ばらまき、つかみ金。。。それでも、やらなあかんことはやらなあかん。。。日本の安全保障の問題なんやからね。。
内向きになって来ているアメリカのオバマ。日本の在日米軍を、いつまで維持する気かは分からないけれど、駐屯費用を出してくれている日本からは、なかなか撤退はしないやろう。逆に在日米軍のプレゼンスのおかげで、バランスが取れている北東アジアを、壊してしまうことにもなるからね。。。
今度の普天間移転の成功は、これからの日米同盟関係の継続への試金石になることになる。
意外と知られて無い事やけど、普天間だけやなくて、米軍は、今後、移転がスムーズに進むと、沖縄県に存在する米軍基地を、日本にかなり返してくれる約束もしている。
これが本当の意味での沖縄の負担軽減につながる話になるのやけれど、実は、これには、本音と建前の問題があるのやね。
実際、米軍基地が返還されると、地代やら保障やらで、食っている人たちの食い扶持が無くなってしまうのやね。。。口では米軍出ていけを叫びながら、一方では、居なくなると困る人も多い。。。沖縄の悩みは複雑やわ。。。